ハーレクイン 暴君にこの身を捧げて

著者名：ルーシー・モンロー【著者名】/春野ひろこ【翻訳者名】

ハーレクイン（2015/07発売）

• ISBN：9784596130792

内容説明

別れが前提の結婚でもかまわない。あなたのものになれるなら。

「君の父親の会社を救いたいなら、僕と結婚するしかない」ロミはかつての恋人、マックスにそう脅された。永遠の愛など信じない彼が結婚を口にした理由はわかっている。一度も抱けなかったロミを、期間限定で愛人にするためだ。とはいえ、24歳になった今もバージンの自分がみじめに思え、ロミは、一晩だけなら……とマックスに譲歩を求めた。だが、それでは満足できないと拒む彼に唇を奪われたとたん、ロミは熱く燃えあがり、気づけば結婚を承諾していた。別れが前提でも、彼と一緒にいたい。その想いだけは拒めなくて。

■今やHQロマンスを代表する人気作家となったルーシー・モンローによる、ゴージャスなヒーローと無垢な令嬢たちのセレブな世界をお楽しみいただけるロマンスです。『指環はロシアンゴールド』に登場したロミとマックスのその後が描かれます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[糸車]

「指環はロシアンゴールド」と連動したお話。ヒロインは似た境遇に育った親友同士、ヒーローはロシア出身の成功したビジネスマンで友人同士。2作とも森素子さんのコミックを読んでいるので混乱することなく読めた。愛など信じていないと公言するヒーローがヒロインの幸せだけを願い、結婚報告の顔合わせで彼女にきつい言葉を吐く母に帰れとまで言っちゃうのです。無自覚にメロメロなヒーローが可愛い。二冊セットで読み返すことが多いけど、意外にこっちの方がより好きかも。

2017/05/14

[ちゃろ]

★★★☆☆作家買い。シリーズものらしい。前作にもこの二人が登場していろいろあったらしい。シリーズってわかるようにして欲しい。相変わらずホットな作風。ヒーローはタイトル通り暴君でしたが、ヒロインに惹かれてしまう自分にイライラ。いつも自立して心が強いヒロインが多い作家さんなのに今回はちょっとダメ。

2016/07/16

[麻琴]

ヒーローに好感持てず。何様！？っと最後までイライラした。ヒロインの要望通りのハネムーンとかはよかったけど。スカーフのくだりは驚いた。そういう趣向は普通のハーレクインロマンスのシリーズでは見たことないような。あとヒロイン親友が主人公の「指環はロシアンゴールド」を読まないとわからないような話の作りも嫌。シリーズと明記してるわけじゃないのに、こういうのはどうかと思う。とりあえずはいつか安い古本に出会ったら読もうと思う。 ☆1

2015/09/15