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内容説明
権力者を風刺する毒のある物まねで、多くの知識人を魅了する芸人・松元ヒロと辛口ジャーナリスト・佐高信が、積極的平和主義のかけ声のもと、戦前へと回帰しようとする安倍政権の矛盾や理不尽を、笑いによって斬る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スパシーバ@日日是決戦
93
{2015年} 松元ヒロ氏は、1998年お笑い集団「ザ・ニュースペーパー」から独立後ピン芸人として活躍。「安倍さんはどうして国会議員という職業についたんですか?」(それはですね、私の父もこの仕事をやりました。私のおじいさんもこの仕事をやりました。だからこの職に就きました)。「まさに」「全力で」「断固として」「しっかりと」「唯一の」「切れ目なく」を並べれば、簡単に安倍総理の真似ができる(苦笑)。「あべこべ内閣」と揶揄される所以がこの一冊でわかる(永六輔・立川談志をも唸らせた芸人です!)。 2016/02/13
壱萬参仟縁
51
松元氏:ドイツでは、コメディアンが政治の話をバンバンする。日本には政治や社会を批判する笑いが全然ない(44頁)。フランスみたいに風刺(シャルリー・エブド事件96頁~)で殺されてしまうのもやり過ぎだが、ぎすぎすした社会が日本社会ということの裏返しかもしれぬ。立川談慶師匠の話もあるのは意外だった(100頁)。169頁には中川村村長の曽我逸郎氏が登場。今、たまたま交通システムを調べているので、九条の会など、平和志向のむらづくりには福祉の思想が根底にあるような気がする。2016/05/22
jima
31
とても面白かった。どんな芸人なのか、松元ヒロ、マルセ太郎さんなどの動画をネットで見てしまった。「バカな大将、敵より怖い」漱石の「菫ほどな小さき人に生まれたし」も心に残る。『2006年最初に首相になった時、「今年一年を漢字一文字で表すと?」のテレビ局の質問に「変化」。テレビ局のクルーが困って、「総理、一文字で表すとすれば・・・」って言ったら、次に「責任」って答えた。』には、笑った。談志や永六輔の話も良かった。2015/12/02
こも 旧柏バカ一代
29
ザ・ニュースペーパーは何回か観に行ってるが、松元ヒロさんが退団した後のしか知らない。 政治家を皮肉らない、モノマネもしないテレビに出演している数分しか笑いが出来ないサラリーマン芸人は確かにつまらないと感じてもいた。武家の系列は笑いを嫌う。自民党の家系は武家の系列が多いから、笑われるのを嫌がるのは納得。お笑いは町民、農民の下々の文化との認識で、それが自身を批判的に皮肉ったら怒るが、昔の政治家、農村の出の田中角栄なんか寛容だったのはそう言うことだったんだ。まぁ、最近のは先祖帰りしてるのかもね。2020/02/09
カープ坊や
20
もう笑い事ではすまなくなってきた安倍政権。 佐高さんと私の好きなヒロさんとの対談本、そうだそうだと納得しながらの読了しました(笑) 読書中にながれたニュースで安倍首相の会見では「この日からアベノミクスは第2ステージに向かう。」とほざいていたとの事。 第2ステージに行く前に破綻した第1ステージでのアホノミクスの反省と総括をぜひ聞いてみたい。2015/09/25
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