面白くて眠れなくなる化学

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面白くて眠れなくなる化学

  • 著者名:左巻健男
  • 価格 ¥1,200(本体¥1,091)
  • PHP研究所(2015/07発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569803982

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内容説明

思わずのぞいてみたくなる、危ない化学のはなし。福島第一原発の事故による放射性物質などの例を見てもわかるように、現在は化学物質とのつきあい方について、正しい判断力を必要とされる時代です。本書では「物質の性質・変化を語る化学」という学問の「知的な楽しさ」と共に、化学と私たちの生活とのつながりについて、わかりやすく語りかけます。ガス爆発が起こる理由などの身近なはなしから、怖い生物毒、毒ガスを開発したユダヤ人化学者のはなしまで。文系でも楽しめる、不思議とスリルに満ちた化学の世界へようこそ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

82
化学はおもしろい。身近な現象にも化学の目で見れば、興味深いものはいくらでも発見できる。ドライアイス、しょう油、コーラ、温泉、缶詰みかん、などなど。今はよくに知られているスライムにも、簡単に作る方法の発見は、それなりの歴史があった。化学のおもしろさに気づくためには、本書のようなアプローチが必要で、もしも学校で習う化学がつまらないのなら、生活やおもしろい実験から切り離された、基礎知識ばかりを暗記させられるからかも。紹介された実験が家庭ですぐ行えるわけではないが、焼そばの色の変化は、ぜひ試したいおいしい実験。2020/09/13

かいゆう

37
数百度の氷って何⁉︎水が0度になって凍るのが氷で、氷は冷たいものだと思ってました。ダイヤモンドで松茸を焼いたり変わり種の実験から、カルメ焼きやぷよぷよ卵などの自由研究本によくあるものまで、実験がいっぱい。1番のヘぇ〜は、昆虫記のファーブルが科学者でもあった事。紹介されているファーブルさんの本の中の、混合物と化合物の違いなど説明がとても分かりやすかった。学生の時は、「コレはこうなる」とだけ覚えていたけれど、「アレってこういう事だったんだ」と勉強になりました。化学は面白いですね!2015/10/21

ヘビメタおやじ

20
知っていたこともあるけれど、分かりやすく面白かったです。特に、アルカリ食品やラジウム、遠赤外線などの疑似科学ネタは、ためになる上に面白いです。もう少しボリュームがあってもうれしいです。2018/06/29

colocolokenta

20
理系の選択は生物化学。物理は全くできなかったので、「面白くて・・・」の物理を読んでみたら、まずまずだったので、化学も読むことにした。内容的には物理の方が良かった。筆者の専門が化学ということがあるのか、難しいし、中盤はかったるい。最後の実験シリーズも、もう少し図や化学式を入れて理解しやすくしたらよかった。読者層を絞りきれずに散漫になってしまったように思える。2013/02/26

もも

19
化学は避けて生きてきたのですが、私たちの生きる地球では化学がいつもどこでもはびこっているため、これから猛勉強して知識をつけていこうと思います。面白くて、もっと考えてワクワクして眠れなくなる❤︎2017/04/25

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