俺と悪魔のブルーズ 夜更けの彷徨 （５）

著者名：平本アキラ【著】

講談社（2015/07発売）

• ISBN：9784063825725

内容説明

『監獄学園』の平本アキラ、もう一つの代表作にして、かつて「アフタヌーン」誌で連載されていた伝説の音楽サスペンス、約8年ぶりの最新巻がついに登場!!　1920年代末の米国で、人生の全てと引き換えに超人的なギターの腕を手に入れた主人公・RJはリンチの宣告を受け、ギャングのクライドと逃亡。追手の凶犬を振り切り、場末の酒場にさまよい込む。客の黒人達に認めてもらうため、RJはギターを手に取った……!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

うお～なんだこのマンガ！！興奮しながら読みました…というか画を愛でました。圧倒的な画力、私とは全く違う考え方でつづられるブルーズ、わけのわかんないクライド。はみ出し者たちしかでてこない、歪んだ世界。これ、面白いけど家に置いておくと呪われてるものがページの隙間からしみだして手を伸ばしてくる。怖いので寝室に置くのはやめよう。圧倒されます。つか、完結じゃないじゃないか！早く続き読みたい！こんな思いさせられるマンガは軍鶏で十分だったのに…。

2016/02/20

[年中古本派・文花]

祝！八年ぶりの新刊！でも、最近描かれたエピソードは、作風変わってない？w急にギャグ入れてくるしwまあ、面白いからアリだけどねw

2015/07/23

[杉浦印字]

絵の力、演出表現の力のもの凄さというものを剛球でぶつけられた。汗ばむ夜の暑さ、狂宴の悪酔いが印刷になっている。「自分の」ブルーズを弾くとモノにならない悪魔の契約（巻冒頭わかっちゃいたが無惨）、どこまで転落するのか見続けたい。

2015/07/09

[みっちー]

8年振りの新刊。伝説のギタリスト、ロバートジョンソンを元ネタにしたサスペンス。家族のいる日常と引き換えに得た、凄まじいギターの腕前。周囲を魅了するブルースを弾いているのは、「俺」なのか「悪魔」なのか。 監獄学園と同じ作者っていうのが想像できないくらい、緊張感があって面白い！また良い所で終わっちゃったな。

2015/07/27

[Sugi]

これも便所で。まさか8年越しに続きが読めるなんて夢にも思ってなかった…!!是非とも続けて欲しい。8年前も今も漫画界の絵がうまい人ランキング上位である事に間違いない！

2015/08/28