内容説明
非エンジニアの方にもおすすめ!
セキュリティ対策の考え方・見せ方や、経営層への伝え方を伝授
よくある13のシチュエーションを丁寧に解説
セキュリティ対策への投資を社長が決断してくれない――。
こうした悩みを持つIT担当者は少なくないだろう。
もしかしたらセキュリティをいかめしい技術の言葉で語っていたりしないだろうか。
それでは経営層の意志を変えることはできない。
とはいえ、セキュリティをかみ砕いて説明し、
経営戦略上いかに重要であるかを説明するのは簡単ではない。
そこで本書では「マルウエア」「インシデント」といった専門技術や業界用語を極力使わずに、
「イノベーター理論」など各種マーケティング手法の考えを導入することで、
セキュリティ対策のイロハを分かりやすく解説している。
本書を読めば、経営層に対して「いまセキュリティ投資をしないと損をする」
「こうすればセキュリティルールを社内に普及させられる」といった
説得力のある説明ができるようになる。
またセキュリティ対策の入門書として、専門外や非エンジニアの人にも役立つ内容である。
<本書の3つのポイント>
●IT担当者が経営層にセキュリティ対策を分かりやすく説明できるようになる
●セキュリティ対策にイノベーター理論などの各種マーケティング手法を応用できるようになる
●専門技術や業界用語を極力使わずに解説しているため、
セキュリティ門外漢や非エンジニアもセキュリティ対策を理解できる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
122
この人の講演を聞いてわかりやすく面白く話してくれたので購入しました。最近は、情報セキュリティマネジメント試験も始まり合格率が88%ということで今後もこの分野の人材教育は重要になっていくのでしょう。昨日もある旅行会社から情報漏えいがあったばかりで、経営者がたしかにこのようなことを重要であると認識していかなければならないと思われます。そのためにはいい本であると感じました。2016/06/15
meh_mmm_meh
4
プロトコルが異なると相手には伝わらない。2015/09/05
Noriko Washio (Hattori)
3
社長が自分にセキュリティ対策など聞いてくることなどない… という方にも、おススメしたい本。 セキュリティ対策の考え方について、おさらいできるだけでなく、 それを経営層により効果的に伝えるためにどうしたらよいかを学ぶことができる。 セキュリティについて、よく知っている人も、 専門外の人も、何かを得られる本だと思う。2016/02/24
Takeru Takahashi
3
どうやって経営層に情報セキュリティの重要性を理解させるか、一般社員に運用を回させるか、またそもそも企業のセキュリティ対策はどういった観点で実施すべきか等を、コンサルティング手法になぞらえて述べている。平易で読みやすい。2015/10/04
5roumiles
2
・よくあるセキュリティに関する勘違い 1.経営層がセキュリティに投資しないのは、対策をしても売り上げが増えないから 2.セキュリティは利便性の対義語である 3.危険な技術は利用しない 2つのPDCA 高まる多層防御 ECRS PEST なぜみんなルールを守らないのか?? MOM 侵入ありきの4段階 セキュリティ対策の幅と深さ 狡猾2015/12/28