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内容説明
「その件は○○君に」と名指しされる社員が出世する
なぜ「体育会系」学生は企業に引っ張りだこなのか?
あなたの出世、採用、給料、リストラはこう決まる!
サラリーマンの置かれた環境はこの10年の間に大きく変化し、
特にリーマンショック以降は様々な変化が起こっています。
本書はその変化について、採用、昇進・降格、給与、リストラ(雇用)
という4つの切り口から、今何が起きているのか、
また今後何が起きつつあるのかについて描いています。
出世、採用、給料、リストラの「基準」が明らかに。
【著者紹介】
溝上憲文(みぞうえ・のりふみ)
ジャーナリスト
1958年、鹿児島県生まれ。明治大学政治経済学部政治学科卒。月刊誌、週刊誌記者などを経て、独立。新聞、雑誌などで経営、人事、賃金、年金問題を中心テーマとして活躍。
『非情の常時リストラ』(文春新書)で2013年度日本労働ペンクラブ賞受賞。
主な著書に『隣の成果主義』『超・学歴社会』『「いらない社員」はこう決まる』『「日本一の村」を超優良会社に変えた男』『日本人事』『マタニティハラスメント』『辞めたくても、辞められない』など。近著に『2016年は残業代がゼロになる』(光文社)がある。
【本書の内容】
第1章◆昇進・昇格の基準
第2章◆給料・評価の尺度
第3章◆採用・入社の条件
第4章◆雇用・退職の境目
第5章◆リストラ・解雇の手法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうせいパパ
24
全体的に、新しい知見を得られるというより、基本の再確認ができた印象。出世するタイプに共通する資質には納得。自分自身も心掛けたい。2016/11/06
kotte
6
Kindle unlimitedで読みました。私が働く会社でも人事部は花形部署のようです。出世街道を走る人事部の中で働く人々の考え方を知ることができたことは、のんびり働いている私にプラスになりました。せめて、人事部に目をつけられないような行動をしないとなあ…と改めて感じています(笑)2017/01/20
はち
5
@20 中身が薄い。特に終盤はなんだこれ?ってレベル。どこの噂話?と思ったら週刊誌からの再掲か。底が知れる。2016/03/17
らる
4
2割の社員は給料分より仕事をしていない。特に40~50歳代。しかし、それは「年功的賃金の仕組み」上、自然にそうなるものである/企業に求められる学生の条件は「自分で決める」「情熱・向上心」があること/「安定」志向は要らない。この時代に本当に安定した会社などない。/体育会系がウケるのは「不条理」な世界への耐性があるから/仕事内容より労働条件を聞く学生は要らない。仕事への情熱が無いなら会社には必要ない/「退職強要」は裁判沙汰になる。だから辞めさせるために会社は策を尽くす。2021/11/23
HALI_HALI
3
新聞各紙では良好な世界経済が報じられる一方で、年々厳しさを増すビジネス環境。日本という狭い労働者市場では有効であった学歴効果も薄れてきている。今後は産業や同業他社の間のみならず同じ企業内での賃金格差が広がる傾向に。こうした社会的な趨勢を述べると同時に、本書では昇進する人材の特徴を挙げている。上長や部下とのコミュニケーションが良好な人物。言葉や民族のみならず同じ日本人の間でも広がる多様性への理解。当方、人生ゲームの一つの楽しみとして前向きに出世を見つめてみたい。出世するかは別として。2018/01/07