内容説明
「イスラム国」という現象は現代の国際社会の矛盾が凝縮する形で現れているが、本書はマンガによって「イスラム国」やイスラムという宗教、またイスラム世界と欧米の関係を説いたもので、イスラムは難しいと思われている読者の方々のイスラム理解の一助になれば幸いである。――宮田 律（「まえがき」より）世界中を震撼させ、日本も対岸の火事ではなくなった一連の『イスラム国』によるテロ行為。何故、このような組織があらわれたのかをはじめ「イスラム国」に関して備えておきたい知識をコミック、図解イラストによりわかりやすくまとめた1冊！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和 巳酉
2
ヨーロッパの難民問題だって、勢力拡大を図るイスラム国が絡む一連の問題なんですよね。紛争の舞台は遥かに遠く、発端は十字軍の時代まで遡り、宗教対立や、欧米各国の利権争い。で、日本にどう関係して、どうすりゃいいのか？知らん振りはできませんけど、この成行きのまま、連合国軍に噛むってものいかがなものか…とはなります。そもそも、普通に将来の事を考えたら、テロなんてやる方だって害だし損だとしか思えないんですけどねぇ。恨み辛みに損得は抜きかぁ。でもそりゃ宗教的な考え方じゃなくて、如何にも人間的な思考だと思えてしまう。 2015/12/01
skr-shower
0
漫画ではなく、活字の解説文2017/01/25
らくだ
0
漫画ではない。本文は、分かりやすく書いてあるんだろうが、イスラムの置かれた状態が複雑過ぎてすべては理解出来ない。要約を、漫画で書いて有るんだが、これなら、図解説明や、挿絵の方が分かりやすかったかも。文は良いのに残念。2016/09/16
ひ※ろ
0
★★★☆☆2015/10/12
