法史学者の課題

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法史学者の課題

  • 著者名:河上倫逸【編訳】
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  • 未來社(2015/07発売)
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  • ISBN:9784624301026

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内容説明

「法史学(法制史研究)」とはいかなる学問か? 近世・近代のヨーロッパ(とりわけドイツ)の歴史のなかで、どのように法制度が確立され、それにかんする理論が形成されてきたか、といった問題設定をつうじて、現行の各国の法制度を考察するための導きとする学問──その「法史学」のマニフェストといえる諸論文に、比較法史研究の個別事例の論文をふくめた、日本版オリジナル編集の1冊。

目次

まえがき

法史学者の課題(ヘルムート・コーイング)

法律学の科学化(ディーター・ジーモン)

選定侯団の成立
 ──家族法・相続法的メルクマールによる「ドイツ国制史の根本問題」の解明(アルミン・ヴォルフ)

一四〇〇年当時のヨーロッパにおける王位継承の諸原則
 ──王統支配体制の実行の比較研究(アルミン・ヴォルフ)

サヴィニー「近世ヨーロッパ貴族法史への寄与」について(アルミン・ヴォルフ)

[付論]形而上学なき自然法──世界法と地域共通法(河上倫逸)