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内容説明
部下の高梨と付き合って半年のゲイの徳永。ノンケの相手、しかも人生で初めてのお付き合いに。。いつも以上にツンデレ爆発の徳永だったが、次第に高梨の大切さを痛感するようになる。。そんなある日、高梨に異動の話が持ち上がり――？「俺と上司の恋の話」の続編が、大量描き下ろしで登場！！不器用なリーマン２人の恋の行方は…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JUN+
98
シリーズの２巻目にあたるこちらでは、部下の高梨（ノンケ）とつきあって半年になる徳永（ゲイ）の現実がユーモアも交えながら実はものすごくリアルに描かれており、引き込まれた。二人とも相手を想うがゆえのことなんだけど温度差やすれ違い、別れ話、仕事面での厳しさもゲイフォビアの実際もきっちり描かれ、展開としてはせつないけれども作品として好感持てた。とにかくひとつひとつ障害を乗り越えるごとに深まっていく二人の絆が心地良い。それに何気ない徳永の行動や想いが心底感情移入できる。でもカッコよすぎる社長もまた見逃せない。2014/12/11
エンブレムＴ
78
冒頭から炸裂する徳永のツンデレぶりにニヤケてしまいました。高梨の寝顔を写メった時のあの笑顔！可愛いわぁ～♪キュートなリーマン物語『俺と上司の恋の話』の続編。今巻は、お仕事物語としても読み応えがありました。異動で高梨が営業に移り、ゲイ受け入れモードの社内から出たことによって、仕事的にもＢＬ的にもシビアな部分にスポットが当てられます。でも、キュートなラブストーリーというスタンスは崩していないので、深刻にはなりすぎずに済んでます。残念に思ったのは、可愛くて愛しい四コマ漫画がカバー下のみになっちゃったことです～。2014/09/25
蝶よ花You
65
読友さんからの借り本。「好き」ってだけじゃ難しい恋を探せば、世の中にはたくさんあるのかもしれないけど、こういう恋愛もその最たるものだよな、と考えさせられた今巻。昨今自由恋愛の風潮は高まり、様々な恋愛者達も生きやすくなった世の中だけど、それでも厳しい人の目があるのも現実。そこまでそんな意識は無くても、「異質」「劣等」をどこかで主張する人間がいるのも現実。でも、正誤なんて誰が決めるんでしょうね。彼らの会社・仲間がああいう人間達の集まりで本当に良かったと思う半面、そう思う自分は正義面なだけか？とも思ったり。2015/02/17
miyu
51
前巻で両想いカップル成立した高梨徳永が今巻でお約束のスレ違い。そして徳永の「人と違う」という子供の頃からの疎外感がちらり。母親に「彼女とかいないの？」と訊かれ「女の子は好きになれない」と答えた徳永が「なにヘンなこと言ってるの」とかわされて傷ついたシーンにひっそり泣いた。営業に移った高梨の契約破棄の原因が間接的に自分と知り再びグルグルしだす徳永、どんだけ不憫なの。その前のイチャコラシーンに微笑んだせいもあるのだが。高梨の将来を思って「別れる」と言った徳永に「ふざけんな」と切り返した高梨マジでかっこよかった。2018/03/17
タビサ
47
「俺と上司の恋の話」の続編。前作よりも少しシリアスな感じで徳永の性の葛藤と過去が切なく苦しかった。相手の為に身を引こうとか、もうグルグルしちゃって可哀想だけど、高梨の気持ちが全く揺れてないから安心して読めた。シリアスな半面、普段ツンな徳永が高梨の寝顔をコッソリ写メってるところとか可愛い。古谷社長が超男前でした。 2016/05/20
