内容説明
五代将軍綱吉の治世。江戸の幕閣の争いに巻き込まれ、江戸家老の謀略によってさらなる窮地に陥った阿波藩二十五万石。存亡の危機に立ち上がった若き剣客荒木田隼人、闇の棟梁・仏の源十郎らは、阿州剣山に眠る伝説の埋蔵金を死守するため一路徳島へ!国民的ミステリー作家が壮大なスケールで贈る、手に汗握るこれぞ時代小説の傑作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lara
14
トラベルミステリー作家が、なんと時代劇の作品を。さすがに、多作の娯楽作家、面白い作品に仕上がっています。2019/06/29
ビスコ
1
言わずと知れたミステリ作家・西村京太郎作品にして、なんと時代小説。しかしながら面白く、十津川警部シリーズにも通じるものがある。凡庸な、しかしそれを自覚しているからこそ手強い大学という人物は十津川警部に通じるし、埋蔵金発掘作業等は間違いなくサスペンス。さらに恋愛要素もあり、時代小説不馴れでも満足の一冊。2015/06/11
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
0
平成17年10月30日初版 2015/06/11
まったりや
0
天下の西村京太郎先生のはずなのにあたしで4番目・・・表紙裏作者紹介に「唯一にして無二の長編時代小説」とあった。アタシとしてはトラベルミステリーだけ読みたいかも2012/05/15
ひらり庵
0
ブックオフで購入。1週間で読了。高校の時読んでとても面白かった記憶がある。今回読み直してみて,それなりに面白かった。2009/09/22