小学館文庫<br> エッフェル塔くらい大きな雲を呑んでしまった少女

個数:1
紙書籍版価格
¥770
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

小学館文庫
エッフェル塔くらい大きな雲を呑んでしまった少女

  • 著者名:ロマン・プエルトラス【著】/吉田恒雄【訳】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 小学館(2015/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094061192

ファイル: /

内容説明

フランス発、笑って泣ける怒濤のコメディ!

ハンサムな航空管制官レオは、オルリー市街の理髪店で髪をカットされながら、理髪師の老人を相手に語りはじめた。レオによると、アイスランドで起きた火山噴火の影響でヨーロッパ中の空港が閉鎖された日、プロヴィダンスという名の美女が勤務先の空港管制塔に突然現れた。なぜかビキニ姿の彼女は、「モロッコの病院にいる娘の容態が悪化したので会いに行きたい。いますぐ離陸許可を出してもらいたい」と訴えたという…。
デビュー作『IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅』がフランスでベストセラーとなり、衝撃のデビューを飾った驚異の新人ロマン・プエルトラス。彼の第2作は、前作同様、炸裂するだじゃれやきわどいジョークにおなかを抱えて笑わせられ、気づくとほろりとさせられている怒濤のコメディ。深刻な話こそ笑い飛ばしてしまえ、という著者の挑戦的な試みに、あなたもきっとハマるはず!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

キキベル

6
ファンタジーかな、と思って読み始めた本。 けど、重い病気も出てきたり、フィクションのような文だったり… 空を飛べるはずないけど、飛べるような気がしてきたり、悲しい話なのに、優しさで包まれたり、不思議な小説でした。2016/09/28

スプリント

6
奇想天外なプロットと二転三転するストーリーで楽しめました。実在の大統領がでてくるなど時事ネタが数多く練りこまれていて妙なリアルさと童話的なお話が組み合わさった不思議な雰囲気を持っています。風雲たけし城がでてきたのには驚きました。懐かしい・・・2015/08/15

ISBN vs ASIN vs OPAC

1
小説を読むというのは、地球上でこれ以上が存在しないほど孤独な行為であり、故にくその役にも立たず、だからこそ唯一無二であり、必要不可欠な存在になり得る。しかし、せめてひとりぼっちにならないようにだとか、ケツをふく紙にはなるようにだとか、そんなことを人は、思ってしまう。それは人間が人間である以上不可避とも言える功利精神だが、この小説はそのみみっちい商売根性を、軽々と飛び越えて見せた。冗にして長の中にエスプリを忍ばせて、空を飛んだ。おれにはその風と、雲のにおいが吹き付けた。グレート。2016/07/18

1
いいタイトル!ちょっとはすに構えた冒頭~筆致がおしゃれ、フランスっぽい2015/09/19

ありか

1
文章もユーモアに溢れてて童話みたいなストーリー。悲しいのにあったかい気持ちになる。2015/07/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9716025
  • ご注意事項

最近チェックした商品