講談社文庫<br> 幕末剣客伝

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講談社文庫
幕末剣客伝

  • 著者名:津本陽【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2021/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784061857674

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内容説明

元新撰組隊士の生々流転。もう一つの維新史――明治5年旧暦3月はじめ、東海道・浜松宿、日暮れどき。軒を連ねる旅籠(はたご)町で、狼藉をはたらくごろつきたちの前に、ヌッと立った一人の土族。元新選組隊士・中島登。剣士の体の中を走る熱い血のたぎりは、登を東京へ向かわせた。幕末から明治へかけ、激動の時代を生きた男の、生々流転を見事に描く。もう一つの維新史。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はらぺこ

55
元新選組隊士の中島登が主人公。 明治五年から明治二十年までの話やから一般的な幕末モノとは違う。近藤勇や土方歳三などは回想シーンのみ。 自分の中で立川主税と市村鉄之助がゴチャ混ぜになってた事に気づいた。市村は土方の戦死前で立川は土方の戦死後。 金玉廉(きんぎょくれん)てどんなもんなんか見てみたい。 少ししか登場しなかったけど榊原鍵吉のエピソードがオモロかったので鍵吉が主人公の話を読んでみたい。2013/02/09

Die-Go

50
再読。元新選組探索方中島登を主人公にした津本陽の剣客もの。中島登は天然理心流と北辰一刀流を修めた剣客。明治5年訪れた浜松で幕末の会津戦争の折りに命を助けた大島清慎と再会する。そして、幕末の回想と共に物語は動き出す。津本陽の描く剣闘シーンは彼自身が剣道を嗜んでいたこともあって、理にかなった動きをしているように感じる。世間的には無名の存在の中島登を主人公に立てていても、その迫力ある剣闘シーンによって物語は盛り上がりを見せる。★★★★☆2016/12/07

nagashimakiko

1
中島登とおよねちゃん、 夫婦の光景が微笑ましく、 素敵2018/04/18

シーラ

1
明治五年。幕末を生き残った元新選組の中島登は、上京中立ち寄った浜松宿で会津での戦友に再会し、滞在することになる。浜松宿での暮らしと同時に、登の回想の形で幕末が描かれる。志敗れて、敵方の作った明治という新しい時代の中で、それでも過去をまとわりつけながら生きていく。それなりに面白かったが、ちょっと登場人物達が単純で軽い感じなのには、馴染めなかった。2015/01/17

みやこ

1
俺最強流離の人斬り!って感じ…?平和に暮らすのは難しいんですかね2014/05/25

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