ジャングル大帝 手塚治虫文庫全集（１）

著者名：手塚治虫【著】

講談社（2015/06発売）

• ISBN：9784063737103

内容説明

悠久の動物の楽園・アフリカ。しかしおろかな人類はその聖域にまで足を踏み入れていた。ある日、人間たちに白い魔王と恐れられたジャングルの王・白ライオンのパンジャが、ハンターの罠にかかり命をおとす。同時に捕獲された妻のエライザはイギリスの動物園に搬送中の船上で王子・レオを生んだ。母の手引きで船から脱出したレオは故郷アフリカのジャングルに向かい旅立つ。だが、やっとの思いでたどりついたその場所はレオにとって未開の地であった。新しいジャングルの王となったレオは平和をめざして奮闘する。手塚漫画の代表傑作！＜手塚治虫漫画全集収録巻数＞・MT1「ジャングル大帝」１巻収録　・MT2「ジャングル大帝」２巻収録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

手塚作品の代表作の一つであるジャングル大帝を読んだけど、無性にハラハラしながら読めて面白かった。人語と動物の言葉との境目が曖昧になってきたり通じなかったりと色々あるのが不思議な感覚に陥った。

2017/01/23

[youmar Jr.]

手塚治虫の作品は懐古感を思い出させてくれるような ローカルな雰囲気がする。ジャングルに実際にあるのかどうかわからないものも多いが、今の現代社会が清らかになった感じがでている。空想の世界でもあり、理想の世界でもある。

2022/08/07

[シンシア]

子供の頃にアニメで見て大好きだったのですが、本として読むといろいろな思いが描かれていることに気がつきました。手塚治虫さんすごい人です。

2015/09/12

[あや]

子供の頃父が買ってくれた初めての手塚治虫さんのマンガは「ジャングル大帝」と「リボンの騎士」だった。しかしお引越しの時私があんまり勉強をしない小学生だったものだから母が私に黙って捨てたことを後年大人になって打ち明けてくれた。子供の頃のレオはかわいらしくて、本当に親しみやすくて、孤独な境遇に厳格な母に育てられた自分を重ね合わせた。だから繰り返し読む子供だったのかもしれない。大人になってまた読みたくなって買い直したマンガ。時代にそぐわない表現も議論されるでありましょう。

2021/10/07

[ふろんた2.0]

アニメのほうはなんとなく知っていたのだが、そのイメージとは違う。人間たちとの交流が多かったんですね。

2014/09/12