できるPRO Red Hat Enterprise Linux 7

個数:1
紙書籍版価格 ¥3,240
  • Kinoppy

できるPRO Red Hat Enterprise Linux 7


ファイル: /

内容説明

本書では、Red Hatが提供するエンタープライズ向けLinuxの「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」というディストリビューションを解説していきます。RHELは世界中で最も多く使われている商用Linuxディストリビューションです。政府、情報通信、金融、製造、流通、医療、電力、放送、教育など幅広く使われており、世界中のさまざまな仕組みを陰で支えています。私が本書の執筆のためによく利用していたカフェのコーヒー豆、このコーヒー豆の受発注システムにもRHELが採用されています。
 本書は、RHEL 7を活用して組織内におけるイントラネットサーバーを構築したり、インターネット回線を使って外部向けサーバーを構築したりすることを手順を追って紹介しています。また、RHEL 7で新しく採用されたsystemdをはじめ、KVMを使った仮想化、Dockerを使ったコンテナー管理などの最新の技術についても触れています。
 RHELの歴史から、インストール方法、具体的な使い方まで、一通り頭から読んでいただければ、それなりにRHEL 7を理解したつもりになれるでしょう。「理解したつもりになる」ということは小さな自信となります。新しい知識を学習する上で非常に重要なことです。RHEL 7は10年間の製品ライフサイクルで提供される製品なので、本書の知識は製品リリースの10年後である2024年まで生きます。少し時間をかけて勉強してみる価値は必ずあります。

目次

表紙
商標
まえがき
本書の読み方
目次
第1章 Red Hat Enterprise Linuxについて知る
1-1 Linux ってなに? <Linuxの基礎知識>
1-2 Red Hat Enterprise Linux ってなに? <RHELの概要>
1-3 Red Hat Enterprise Linux 7を知ろう <RHEL 7の特徴>
STEP UP <オープンソースとは何か>
第2章 RHEL 7をインストールする
2-1 インストールについて確認しよう <インストールの準備>
2-2 RHEL 7を入手するには <インストールイメージのダウンロード>
2-3 インストールメディアを作成するには <DVDやUSBメモリーの作成>
2-4 RHEL 7をインストールするには <サーバーへのインストール>
STEP UP <パブリッククラウドでも使えるRHEL 7>
第3章 RHEL 7を使い始める
3-1 Linuxの操作を始めるには <ログインとログアウト>
3-2 Linuxを終了するには <シャットダウン、再起動>
3-3 端末を起動するには <アプリケーションの起動>
3-4 コマンドラインの使い方をマスターしよう <コマンド入力の基本>
3-5 ディレクトリを理解しよう <Linuxのディレクトリ>
3-6 ファイル名の一覧を取得するには <lsとドットファイル>
3-7 ファイルの基本操作をマスターしよう <mkdir、cp、mv、rm、ln>
3-8 ファイルのアクセス制御を理解しよう <オーナーとパーミッション>
3-9 ファイルの圧縮や展開をするには <tar>
3-10 外部メディアを使うには <mount、umount、eject>
STEP UP マニュアルを読もう
第4章 ネットワークを準備する
4-1 ネットワークインターフェイスの命名ルールを知ろう <ネットワークインターフェイス>
4-2 ネットワークを設定するには <nmtui、nm-connection-editor>
4-3 ネットワークを確認するには <ip、ss、ping>
4-4 システムをRed Hat カスタマーポータルに登録するには <subscription-manager>
4-5 ソフトウェアをインストールするには <yum>
4-6 RHEL 7を最新の状態にする <yum update>
STEP UP なぜシステムの登録が必要なのか
第5章 サーバーを準備する
5-1 ユーザーを管理するには <ユーザーとグループ>
5-2 サービスを管理するには <systemd>
5-3 旧方式でファイアウォールを設定するには <iptables>
5-4 新方式でファイアウォールを設定するには1 <firewalld>
5-5 新方式でファイアウォールを設定するには2 <firewall-cmdによる設定>
5-6 コマンドラインにリモート接続するには <OpenSSH>
STEP UP OpenSSHのセキュリティを高めるには
第6章 簡易DNSサーバーを作る
6-1 LANの中に簡易DNSサーバーを作ろう <dnsmasqの概要>
6-2 簡易DNSサーバーを作るには <dnsmasqのインストール>
6-3 テキストファイルを編集するには <vi>
6-4 dnsmasqを設定するには </etc/hostsの編集>
STEP UP 特定のサーバーにアクセスできないようにする
第7章 Webサーバーを作る
7-1 Webサーバーを作ろう <Apacheの概要>
7-2 Webサーバーを作るには <Apacheのインストール>
7-3 Webの通信を暗号化するには1 <SSL/TLSの概要>
7-4 Webの通信を暗号化するには2 <サーバー証明書の取得手続き>
7-5 Webの通信を暗号化するには3 <サーバー証明書の設定>
STEP UP SSLはどこまで安全なのか
第8章 FTPサーバーを作る
8-1 FTPサーバーを作るには <vsftpd>
8-2 ホームディレクトリにFTP経由でアクセスさせるには <vsftpdの設定>
8-3 FTPクライアントから接続するには <ftpコマンド>
STEP UP FTPのアクティブモードとパッシブモード
第9章 ファイルサーバーを作る
9-1 Linux用のファイルサーバーを作ろう <NFSの概要>
9-2 Linux用のファイルサーバーを作るには <NFSサーバー>
9-3 Windows用のファイルサーバーを作ろう <Sambaの概要>
9-4 Windows用のファイルサーバーを作るには <Sambaサーバー>
STEP UP NFSの設定ディレクトリ/etc/exports.d
第10章 DHCPサーバーやプロキシサーバーを作る
10-1 インターネットアクセスを共有するには <IPマスカレード>
10-2 DHCPを知ろう <DHCP>
10-3 DHCPサーバーをインストールするには <dhcpd>
10-4 プロキシサーバーをインストールするには <Squid>
10-5 リバースプロキシサーバーを作るには <リバースプロキシ>
STEP UP 特定のマシンに特定のIPアドレスを割り当てる
第11章 DNSサーバーを作る
11-1 BINDを動くようにするには <BINDのインストールと基本設定>
11-2 ゾーンを定義するには <ゾーンファイル>
11-3 DNSサーバーを公開するには <viewステートメント>
11-4 ドメインの情報を調べるには <dig>
STEP UP スレーブDNSサーバーを追加するには
第12章 メールサーバーを作る
12-1 SMTPサーバーを作るには <Postfix>
12-2 POP3サーバーを作るには <Dovecot>
12-3 POP3の認証のセキュリティレベルを上げるには <チャレンジ&レスポンス認証>
12-4 メール送信に認証をかけるには <SMTP-AUTH>
STEP UP Outbound Port 25 Blocking
第13章 データベースサーバーを作る
13-1 MariaDBを知ろう <MariaDBの概要>
13-2 MariaDBを使ってみる <MariaDBの操作>
13-3 PostgreSQLを知ろう <PostgreSQLの概要>
13-4 PostgreSQLを使ってみる <PostgreSQLの操作>
STEP UP PostgreSQLへ接続するGUIクライアント
第14章 CMSサーバーを作る
14-1 CMSを作る前準備をするには <WordPressの準備>
14-2 CMSを作るには <WordPressのインストール>
14-3 CMSを使い始めるには <WordPressの初期設定>
STEP UP WordPressのテーマを変更するには
第15章 仮想マシンを動かす
15-1 Linux KVMを知ろう <Linux KVMの概要>
15-2 仮想マシンを操作できるようにするには <管理ツールのインストール>
15-3 仮想マシンを作るには <仮想マシンマネージャー>
15-4 コマンドラインから仮想マシンを操作するには <virshの使い方>
STEP UP 複数ホストの管理を行うためには
第16章 コンテナーを使う
16-1 Dockerを知ろう <Dockerの概要>
16-2 Dockerを使えるようにするには <Dockerのインストール>
16-3 コンテナーを動かすには <Dockerの使い方>
16-4 コンテナーでサーバーソフトを実行するには <バックグラウンドでの実行>
STEP UP Dockerfile
第17章 RHEL 7を運用管理する
17-1 ハードディスクを増設するには <parted、mkfs.xfs、LVM>
17-2 ブートローダーを設定するには <GRUB2>
17-3 バックアップするには <バックアップとリストア>
STEP UP KVMゲストやDockerコンテナーのバックアップ/リストア
索引
著者について
奥付