内容説明
野望、駆け引き、罠――そんなものが渦巻く中ではたして愛を守ることはできるのだろうか?■すべては、三枚の衝撃的な写真から始まった。写っているのは、セクシーな女性とハンサムな男性。二人がとっているポーズはあまりにも扇情的だった。男性はマシュー・リオダン、そして女性はレイチェル・ブレア。舞台は、先日社交パーティが開かれた大邸宅の一室だ。その写真が、実業界の大物であるマシューの父親のもとに届いた。送り主の名はなかったが、マシューはレイチェルと決めつけ、激怒した。僕はあの女にはめられたに違いない。これは間違いなく脅迫だ!マシューは抗議の手紙をそえて、写真をレイチェルに送りつけた。写真を公にされて困るのは君のほうだ、と。一方、それを見たレイチェルは、マシュー以上にショックを受けた。彼は私を罠にかけたの? だとしたら、いったいなんのために?レイチェルの思いは先日のパーティに飛んだ。あの夜、マシューは……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
18
笑っていいんだかあきれていいんだか、よくわからないうちに読み終わってしまいました。もう年下男子が呆れるぐらいに頑固で意固地で傲慢で…そして色々と経験不足で(ここ、笑っちゃった)。女子は年上、グラマー美女。年下男子をヒールをはいたら見下ろせるサイズで、手の大きさはほぼ同じ!もうこういう設定には参りました。丁々発止の会話も楽しいです。この作家さん、なんか面白いなあ。2016/04/07
Michelle
15
これはイマイチ。高身長ダイナマイトボディーの年上ヒロインと、たたき上げ産廃業者社長の息子で自分は関連子会社社長として業績を上げる眼鏡男子ヒーロー。話をたくさん盛り込みすぎで、どの方向にも中途半端。もう少し絞り込めばよかったのに。2023/05/11
こえん
0
ヒロインの方が身長高くて年上で性的な経験もあり。それに対してヒーローは結婚したけど相手がHIV感染者で未経験っていう珍しいパターン。ヒーローの家庭環境(特に従兄との)のからみあり、ヒロインの死んだ婚約者の兄貴で警備会社の共同経営者の嫌がらせありで、展開も○2009/10/16
満月-ya
0
(処分済)2001/09/30