内容説明
中学生のなかに紛れ込んだ、人間そっくりの
「ロボット」手崎零(てざき・れい)は
人間を幸せにするために、常に最適な行動をとっていた。
だが、ある出来事により自身がロボットだと
周りに気づかれ、友人たちとの関係が壊れてしまう。
高校に進学した零は、ひとりの少女、
珊瑚(さんご)と出会う。
彼女と付き合いながら、零は卓球を通じ、
ふたたび人間との交流を深めていく。
順調な日々を送っていた零だが、
卓球の試合当日、突然、気を失ってしまう。
目覚めた零が気づく、自身も知らなかった秘密とは……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カブ
36
未来型ロボットが活躍するSFファンタジーと思って読み始めたら、随分と違う内容で驚いたけど、これはこれで面白かった。随分長い間積んで置いたので物語が色あせていないかの心配も杞憂に終わった。2025/08/24
とりあえず…
29
失礼ながら、全く期待せずに読み始めたら、嬉しい誤算!こういう出会いがあるからやめられない。 ロボットである零の青春物語なのではあるが、何とも深い。零の心の葛藤がいじらしく、人の心って本来こんなにもピュアなんだと思わされる。ピュアすぎて切ない。オススメしたい。2017/07/08
Kanonlicht
24
自身がロボットだということを隠して学校生活を送る主人公。ロボットであるがゆえに人の心の機微がわからず、仲の良い友人たちや好意を寄せる女子生徒を傷つけてしまう。違和感の正体は割とすぐ予想はついたけど、一人の少年の成長物語として読むのが正解なのかも。思春期の葛藤をある意味ストレートに表現するような描写が面映ゆい。他人と自分は違うのだと執拗に自分に言い聞かす主人公の姿は、自ら統合失調症であることを明かした著者の心象風景と重なる。2024/07/11
TSUBASA
23
中学生に紛れ、人間たちを幸せにするというミッションをもった人間そっくりのロボット手崎零。彼は人々に自らの正体を気づかれないよう日々を過ごして来たが、ある日ロボットである事を巡って親友たちとの破局を迎えてしまう。かろうじて復帰した零は高校で過去の過ちを挽回する事が出来るのか。人間とロボットの感情を扱った作品かと思ったけど、青春スポ根ものだった。核心に関する展開が予想ついたのでもう少しひねりと深掘りが欲しかった気もしたけど、わりと直球勝負な所は嫌いじゃない。2017/03/22
あー
20
不思議な男の子だと思いながら、読み始め途中で読むのをやめようかと思った。思った後の数ページあと、まさかの一気読み。辛くなったり切なくなったり。もうホントに幸せになってくれー❗️と切に願う。2021/03/20
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