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内容説明
この世は四苦八苦。生きるための正道とは? 変転する「世間」を生き抜く正しい道とはなにか? 縁りて生起するこの世の四苦八苦を脱し、正覚を得たブッダ。その方法は、快楽への耽溺と苦行の2つの極端を退け、中道を採ることであった。古代インドの四住期の思想をふまえ、ブッダが説く人生哲学を解説。(講談社選書メチエ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
4
快楽主義と苦行(タパス)主義を極端な生き方と考え、極端を離れ、中道を歩むのが最良の人倫であるとブッダは説いた。ブッダの実践理論は中道にあり、自分の行為を常に道理に従ってバランスが取れているかどうかを観察することにある。衆縁和合のダルマによって作られている、織りなされている世間であるから、そこは無常であり、四苦八苦に満ちており、神や霊魂、「私」「私のもの」などが見られない。無常とは、創造と破壊をくり返しながら、連続していること。時間を引き延ばし、連続の中でどこがバランスを崩しているのかに気づく訓練をしよう。2014/12/20
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