内容説明
世界の代表的な説教を紹介する「シリーズ・世界の説教」。本巻ではキリスト教の土台を築き、後代に大きな影響を及ぼした教父たちの説教を収集。現存する最古の説教、葬儀説教、洗礼志願者への説教、クリスマス説教など、多彩な内容と本邦初訳のものを多数収録。
目次
教父時代の説教
擬クレメンス―コリントのキリスト者へ(2)
オリゲネス(エン・ドルの口寄せ女(サムエル記上講話)
善いサマリア人の譬え話(ルカ福音書講話))
アタナシオス(アレクサンドリアの)―イエス・キリストの受難および裁きの恐怖について
キュリロス(エルサレムの)―カテケシスの序
バシレイオス―富める者について
グレゴリオス(ナジアンゾスの)―逃亡の弁明(第二説教)
グレゴリオス(ニュッサの)―真福八端講話(第六説教)
ヨアンネス・クリュソストモス―(立像をめぐる第二の講話;追放を前にしての講話)
キュリロス(アレクサンドリアの)―(エフェソス公会議での説教;エフェソス公会議での説教(聖マリア聖堂にて))
アンブロシウス(ミラノの)―兄の旅立ちについて(兄サテュルスのための追悼演説)第一部
ヒエロニムス―新受洗者への詩編四二編に関する説教
アウグスティヌス
レオ1世
ペトロス・クリソログス―使徒信条の説明(第五七説教)
カエサリウス(アルルの)―キリスト教の生(第一三説教)
著者等紹介
小高毅[オダカタケシ]
1942年京城(ソウル)に生まれる。1975年カトリック司祭に叙階。1978‐80年ローマ、アウグスティニアヌム教父研究所に学ぶ。1984年3月上智大学大学院神学部博士課程修了、神学博士号取得。現在、聖アントニオ神学院教授(組織神学・教父学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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