内容説明
我々はどこから来たか、我々とは何か、我々はどこへ行くのか――。科学の飛躍的進展が人類にもたらした劇的変化。我々はどのような思索を経て、現在の科学技術を築きあげたのか。そして新たな文明への途上にあって、宇宙の意味、可能性とは何か。古代ギリシャからホーキングにいたる天才たちの足跡を追い、200億光年の時空を旅する壮大な知的大紀行。(講談社学術文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♡kana*
12
すごーい。大作ってこういうもののことをいうんだろうな。2016/06/16
komegr
2
数式を使わず、専門的になりすぎないように書かれた科学誌。アメリカと旧ソ連の宇宙開発の戦いや、地球の物質の循環など、内容が盛りだくさん。科学に興味のある方は是非読むことをお勧めします。2016/07/15
Akito Yoshiue
2
知的興奮を呼び起こす好著。とてもよくまとまっていて、分かりやすいです。2015/10/04
gauche
1
科学史を宇宙とは何か、どうやって出来たのかという視点からまとめた本。あらすじにある「知的大紀行」という言葉がまさにしっくりくる。宇宙創成は神の御業と言うのに近いような人間原理まで上手く説明されていて納得してしまった。数式も殆ど出てこないし、この分野では分厚いが一番わかりやすい本かも知れない。2015/07/16