内容説明
社長秘書として働くニコラは、新しいボスの姿を見て凍りついた。マット――8年前、わたしの貞操を奪った人!あの夜わたしは慣れないお酒に酔いつぶれ、気づいたときには全裸で彼のベッドに横たわっていた。わたしはけがれてしまった……パニックと恐怖のあまり、マットの制止を振りきって逃げだしたのだ。それからすぐに故郷に戻り、ひっそりと暮らしてきたのに、いま再び、彼が冷酷な表情でこの体を見つめている……。
*本書は、初版ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめもち
5
ボーイフレンドを見返そうと派手な格好をして酔っ払い、声をかけた見知らぬ相手とベッドインしたと思い込むヒロイン。数年後にその本人がボスとして登場したら過去がバレないかとビクビクしっぱなし。過剰反応しすぎ。ヒーローは正体に気づいてなかったけど昔の出会いから気になってたもんだから事実が判明したとたんかっさらっていった(笑)世間知らずなヒロインをこらしめる為とはいえ、嘘を訂正しないまま別れちゃダメでしょ。ラストの急展開までほぼヒロインの悩みで埋め尽くされてたのはいただけなかった。2017/04/20
akiyuki_1717
2
DSで読んだため再読。古い作品ですが、正にペニーさんの作品で、ヒロインは罪悪感と、後悔のなかで大人になり、ヒーローは優しいながらもちょっと鈍感という設定。ただ、いい大人が諌めようとしていた相手に勘違いをさせるような言動を取ること自体が問題だと思った。まぁスタートの設定だから仕方ないのかもしれないけど、最後まで暗い感じが続きました。最後のハッピーエンドもそんなに簡単に許していいものなのか?と疑問に思いました。2016/12/18
-
- 電子書籍
- オトコを見せてよ倉田くん! 4 MF文…