集英社コバルト文庫<br> 占い師ティアリス・セーブル 誰が王子を殺したの?

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集英社コバルト文庫
占い師ティアリス・セーブル 誰が王子を殺したの?

  • ISBN:9784086018562

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内容説明

タロットカードが導く真実、あばかれる過去――。三年前に起こった王子殺害事件。高名な占い師だったレティシアの娘ティアリスは、その犯人探しを頼まれた。依頼主は王立憲兵隊付属特別室の室長、クランツ。妙にティアリスを気に入ったらしい彼と、その部下であるルディアスとともに、容疑者をひとりずつ当たっていく日々。だが、疑うべき人物は最も近いところにいて……!? 誰が犯人でもおかしくない、この殺人事件の意外な真相とは――!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀧ながれ

21
占い師の主人公が、「誰が王子を殺したの」かを探っていくミステリーかと思ったら、実は主人公の「自分探し(ただし本人は知らないこともある)」物語だった。ヒーローが、少し言葉がたどたどしいのが、なんだか新鮮でした。彼を筆頭に男性が何人か登場しますが、わたしがいちばん目で追っていたのは、主人公をサポートする女装青年でした。なかなかの男前♪2015/05/03

幸音

11
高名な占い師の母に認められたい駆け出し占い師・ティアリスに舞い込んだ、王子暗殺事件犯人探しの依頼。占い師ではなく探偵ポジション。片言のクランツ始め、公私を区別しすぎる態度が顕著なルディアス、嘘つきなナイジェル、女装姿の占い師兼同居人のアンドレアなどキャラが濃い人ばかり。王子暗殺事件の真相が明らかにされるけど、何よりもティアリスの秘密に驚きを隠せない。まさかこんな歪んだ話で、複雑な読後感だとは思わなかった。元々表紙買いだけど軍服の男性陣に惚れ惚れ。クランツの邪悪な笑みをイラストで見たかったな。続編あるのか?2015/05/14

紅羽

8
三年前に起こった王子暗殺事件。その真相を探る為に依頼主のクランツと、その部下のルディアスと共に立ち上がる高名な占い師の娘、ティアリス。ミステリ仕立てで興味をそそられたのですが、犯人は意外と早めに察しがつく。何となくミステリよりヒロインのルーツを探る物語という印象が強かったです。2016/06/05

凍矢

8
うーん、イラストは素敵なのに、話の内容が残念過ぎでした。結構楽しみにしていたのですが。タロットカードを使った占い師ではなく、単なる探偵?では無いのか。イマイチな作品でした。2015/04/16

しい

5
わたしには予想ができないまさかの結末にもやもやでした☁もやもやしか残らない(´・c_・`)

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