新潮新書<br> 医師の一分

個数:1
紙書籍版価格
¥792
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

新潮新書
医師の一分

  • 著者名:里見清一【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2015/06発売)
  • 初夏を満喫!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン (~5/18)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106105975

ファイル: /

内容説明

医学の進歩で、なかなか死ねない社会が到来した。しかし90歳過ぎの老衰患者に点滴をし、抗生物質を投与し、透析を行いペースメーカーまで入れて、なんのために「救う」のだ。数多くの死に立ち会ってきた著者は、今どきの「タテマエ」「良識」を嘲笑う。「命に上下は存在する」「患者の自己決定を信じない」「現代の医者は『死神』の仕事を担う」……現代人である「あなた」の死に方についての、辛辣かつ深遠な思索。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

15
最終判断を下すのがプロ。その判断には全面的に責任を持つべき。。。医者の話ではあるものの、自分の事に置き換えても成り立ちそう。でも、確かにその通りなのだけど、なかなか難しいなぁ...2015/02/21

ほじゅどー

11
★★★命に上下は存在するか?そこにあるのは綺麗事の人道主義だけではない。2015/06/21

桜父

8
医者は万能ではない。判ってはいるけど、入院患者にしてみればそうも言っていられない。今日の医療現場では、なかなか患者を死なせないのがよく判った。 もし自分が不治の病になったら、延命治療は行わず、在るがままに居ようと思った。最後の医療ドキュメント・ノベルは里見さんの有りの儘を映し出しているようで、楽しめた2015/02/26

fseigojp

8
これとNHK特集 生活保護4兆円の衝撃を読むと TPPはそう簡単に受け入れられんぞと思う EBMが根付きだしたのは、ほんの10年たらず、標準治療ガイドラインの作成は道半ば この急所を抜ければ 納得のいく医療を安価に受けられる世界唯一の国になるはず2014/12/22

おっくー

6
本屋で気になり、購入した本。医師の命の考え方に触れることができた。死の番人という表現で、最後を看取るのも医師の仕事。いつもは考えない命のことについて考える、良い機会であった。2015/09/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9018969
  • ご注意事項

最近チェックした商品