内容説明
より自然に、より安全に――。
「精子のプロ」黒田メソッドが赤ちゃんを守る!
男性側から発想する、目からウロコの生殖補助医療イノベーションとは?
不妊に悩む夫婦は年々増加し、現在、出生児の27人に1人が生殖補助医療(ART)によって生まれています。著者の黒田氏は、女性側の治療に偏りがちだった従来の不妊治療ではなく、「精子研究の専門家」という立場から、新しい「黒田メソッド」と呼ばれる安全で高度なARTを提供しています。
本書では、健康な赤ちゃんを生むためにはどのような治療を受けていけばいいのか、その最新治療法を一挙に公開しています。
(目次)
プロローグ 不妊治療の“成功率”の謎に迫る
1章 なぜ不妊治療に「イノベーション」が必要なのか
2章 誤解を解くための不妊治療の基礎知識
3章 「黒田メソッド」による精子精密検査
4章 「黒田メソッド」による実際の診察・治療の流れ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆき
6
知ってることしか載ってなかったわー。2015/10/13
tukiko
0
不妊治療において、精子の品質管理は非常に重要であり、卵の検査をする前にまずは精子の精密検査を行い、顕微授精に向く精子かどうかの判断を行うことが大切だ、と言うこと。 なんでも精子には通常の体細胞に含まれている遺伝子修復機能がついていないらしく、何らかの理由で欠損した精子のDNAは自己修復できないらしい。普通に子供を持っている男性の精子でも一割程度は遺伝子欠損を抱えており、不妊傾向にある男性の精子ではその欠損率は跳ね上がる。2015/07/24
kazy0021
0
顕微受精で産まれた子供は発達障害が多くなる傾向にあるとの内容。精子の状態を運動状況のみで判断する現在の選別方式に異を唱えている。 我が家はこの本を読んで念のために顕微受精をやめました。
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