田中浩集 第一巻 トマス・ホッブズⅠ

個数:1
紙書籍版価格
¥6,380
  • 電子書籍

田中浩集 第一巻 トマス・ホッブズⅠ

  • 著者名:田中浩
  • 価格 ¥6,380(本体¥5,800)
  • 未來社(2015/06発売)
  • ポイント 58pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784624900410

ファイル: /

内容説明

トマス・ホッブズ、カール・シュミット、長谷川如是閑の研究を通じて、「自由・平等・平和」の思想を追い求め続けた氏の軌跡を集成する待望の著作集。第1巻は氏の原点とも言えるホッブズ研究より、1950年代から80年代までに発表された先駆的論考を収録。フィルマー、ロック、ルソー、シュミットらとの徹底的比較により、ホッブズの政治思想に新たな光を当てる。

目次

第一章 ホッブズ――近代国家論の生誕
第二章 ホッブズとハリントン――体制の危機認識における二つの立場
第三章 ホッブズとフィルマー――ボダンの主権論との対比において
第四章 ホッブズとロック――R・フィルマーの「神授権説」との対比をめぐって
第五章 ホッブズとルソー――『リヴァイアサン』と『社会契約論』の継承関係をめぐって
第六章 ホッブズとシュミット――政治思想における「イギリス」と「ドイツ」
第七章 トマス・ホッブズのピューリタン革命観
       ――『リヴァイアサン』における〈絶対〉主権論の現実的意味
第八章 ハントンの「制限・混合王政」観
       ――ピューリタン革命初期における「法の支配」観念と「議会主権」論の政治論的接合契機
第九章 フィルマーの『家父長制論』――革命前の反王権理論の諸類型との関連で

最近チェックした商品