PHP新書<br> こんなに脆い中国共産党 - 現実味のある三つの崩壊シナリオ

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PHP新書
こんなに脆い中国共産党 - 現実味のある三つの崩壊シナリオ

  • 著者名:日暮高則
  • 価格 ¥750(本体¥682)
  • PHP研究所(2015/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569825410

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内容説明

大衆の民主化要求、宗教団体の弾圧、限界に近づきつつある格差問題……。中国共産党政権が抱えるさまざまな問題で党内対立が激化し、権力闘争へと発展したとき、クーデター勃発が現実味を帯びてくる。党中央各派がそれぞれ支持する集団軍と結託し対峙した場合、今の中国にはトウ小平のように「一言堂(鶴の一声)」でケリがつけられるカリスマ的指導者はいないからだ。かつて自分を権力の座に押し上げてくれた江沢民と対立するなど、習近平の権力基盤は脆弱だ。実際に、薄煕来、周永康、令計画、徐才厚の「新四人組」がクーデター計画を練っていたとされる。現代史の事例を考えても、政治的変革が起こる可能性は十分にあると言えよう。時事通信社記者を務めたのち、現在はアジア問題ジャーナリストとして活躍する著者が、政権を揺るがしかねない数多くの問題を整理して報告し、共産党政権崩壊のシナリオを描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷれば

6
日本の25倍もの国土をもつ、超大国・中国。世界第二位となった経済力、年々強大化する軍事力を背景に大陸のみならず、海洋覇権すら現実味を帯びてきている。超大国・中国の現状ならびに今後の展望予測、考えうるシナリオなどで構成されている。石平氏の率直かつ果断な切り口に比べると、やや抑え気味な筆致。が、参考にはなりました。2015/07/23

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