内容説明
“知の巨人”が池田ＳＧＩ会長の思想と言葉の力に迫る。池田SGI会長によって世界諸大学・学術機関、創価大学で行われた15の講演の解説集。なぜ創価学会は世界宗教と成り得たのか――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷれば
21
池田SGI会長によって世界諸大学・学術機関、創価大学等で行われた15の講演について解説した書。1970年代からの膨大な講演録から、抜粋した数々の講演録に、昨今の集団的自衛権、安保関連法案、教育（特に大学）、国連などについて、創価学会の目指すﾓﾉ、価値観、真理、理想の具現化などを読み解いている。世界宗教など詳細な部分では、わからない箇所もあったが、池田氏のﾍﾞｰｽとなる理想や考え方などの一端を伺い知ることができた。2016/05/09
しょうじ@創作「熾火」執筆中。
16
【15/12/26】創価学会インタナショナル会長・池田大作が、世界各地の大学・研究機関で講演を行い、高い評価を受けていることは、ほとんど知られていない。本著は、15編の池田講演のエッセンスを抽出し、佐藤のコメントを付したものである。池田講演は、恒久平和の実現と、人間性の回復という困難な課題に楔を打ち込むように行われてきた。そこには、剛毅なまでの「人間への信頼」が脈打っている。池田の、魂の叫びに触れる一書である。2015/12/26
Happy Like a Honeybee
6
桜梅桃李の己己の当体を改めずして。 佐藤優氏が読み解くシリーズ。もし公明党が最大野党でなければ、暴走する右派政権を抑止できなかったであろう。 分裂ばかりを繰り返す政党は組織力を学習すべきでなかろうか。 ポピュリズム政治が日本衰退の原因の一つ？2015/12/20
こうきち
1
初読の登録漏れ。当時は内容をよく理解できていなかった。2016/12/26
こうきち
1
再読のはず。 世界宗教の条件ということで、それだけ見ると、なんかの戦略本みたいな印象になりますが、内容としては、世界宗教への力を内在的に持っているうえで、それをいかに教義として成立させていくかという観点でみている書籍です。 個人的には、佐藤氏が、当時からロシア・ウクライナ情勢について危機感を持っていた点が印象的でした。2022/12/23
