内容説明
中国が主導するAIIB(アジアインフラ投資銀行)に、なんとイギリス、ドイツ、ロシアなど世界57カ国が参加! いまのアジアを象徴するかのような出来事がこの事件である。すなわち、いま経済の重心はアメリカやヨーロッパから、アジアにシフトしつつある。経済成長著しい東南アジアでは、ASEAN10カ国がAEC(ASEAN経済共同体)の創設を予定しており、もし実現すればEUや北米以上の巨大市場が誕生する。軍事面でもアジアは現代版「世界の火薬庫」の様相を呈している。覇権確立を狙う中国による急速な軍事力増強とシーレーン確保に対抗して、インドや東南アジア諸国が軍拡を進めているのだ。北朝鮮の動向も予断を許さない。本書はこうしたアジアの経済、軍事、政治の実態を最新データと地図を駆使して徹底分析。これ1冊読めばアジア情勢の全貌を短時間で俯瞰することができ、今後の日本の行く末と取るべき道が自ずと見えてくる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のし
7
知らなかったアジアの現実。知っておくべきでした。2015/08/09
肉尊
0
韓国財閥企業の停滞が韓国自体の凋落を表すことやチャイナリスクから逃れた日本の企業がどこに逃れているのかなど、アジアで起こっている現状を非常に分かりやすく説明しています。特に東南アジア各国の情勢は読みごたえあり。インドネシアやマレーシアなんて途上国の一つでしょ?という認識があった私には、まさに目からウロコという話がたくさんありました。ただ韓国は反日だからね、という分析はもう少し踏み込んでほしかったところ。2015/08/15
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