講談社文庫<br> ボディガード 二ノ宮舜

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講談社文庫
ボディガード 二ノ宮舜

  • 著者名:渡辺容子【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 講談社(2015/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062930857

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内容説明

「結婚式を中止せよ。さもなくば、惨劇が起きる」。警備保障会社に勤める二ノ宮舜はアダルトグッズ会社の社長の義理の娘である、風間小麦の警備を任される。社長夫妻が挙式したあとに、花嫁がライフルで狙撃され死亡する事態に。結婚式ののち小麦は警備担当の二ノ宮から離れて、義父の経営する工場に入ろうとする。その翌朝、小麦の自宅に一発の銃弾が撃ち込まれた。緊迫のボディガード小説決定版!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジンベエ親分

44
八木薔子シリーズの番外編のような作品。薔子は今回、あまり出てこないし。薔子と同じスルガ警備保障会社の二ノ宮舜が主人公。が、主人公が男になったのにハードボイルド度は大幅にダウン。護衛する「マル対」は女子高生だし。そのマル対と何やら良い雰囲気になってしまうし(笑) みんな良いヤツだし(笑) 花嫁射殺事件からマル対への銃撃事件と物騒な事件が続き、前作でも登場した豊川や薔子に加え元傭兵に現役傭兵と豪華なキャストで面白くないはずはない…のだが…。やっぱりとことんハードボイルドな薔子が良いなー。薔子と再会したいな。2019/02/09

ゆか

24
ボディガード物は初。タイトルはすごく分かりやすい(笑)本屋に平積みされてたので、手に取ってみたけど、あんまり人気なし❓この主人公、見た目もよく、優しくて、スマートなイメージの割にはちょいちょい涙もろかったりするので、カッコいいってよりも、優しいお兄ちゃんなイメージで読んでしまったせいか、脇役のアサノさんがやたらとカッコ良く感じた。結構ガードしてる割に、後半はハラハラシーンはボディガード以外であったので、そこは少し残念…。2時間ドラマっぽい。2015/12/14

kei@名古屋

23
八木は、最初の方はもっともっとおばちゃんのイメージだったのになぁ。二ノ宮舜くんがあまりにボディーガードには不向きではありますが、このタイトルに改題した理由はなんとなく納得。ケビンコスナーではないけどね。舜くんが連れて行くキャンプはさぞ楽しかろう2015/04/25

しぇん

8
ボディーガード小説。登場人物がいきなり増えていて後で紹介されるなど戸惑いましたが、別シリーズの主役だったんですね。警備会社の話等、今の日本だと中々現実味を感じるのが難しいですね。テロリストの人質事件や国防問題等色々絡ませてきたりしてまが、おかげで色々薄くなってしまってる感がありますし。何か何となく事件が解決してしまったなというモヤモヤ感も残ってしまいました。派手なアクションシーンも無かったですが、ボディーガードならこんいうものなのかな?とも。ボーイミーツガールの物語なんですかね。2015/05/07

入江大和

5
ああ、面白かった!男性作家にありがちな会社の細かい成り立ちや、立ち位置、社会背景や、武器の細かい説明があったらきっと途中で飽きちゃったかもだけれど、そこをさらりと流してくれたのが良かったのかも。主人公はもちろんの恰好良さ、でも、出てくる男性は皆素敵だった。事件の真相は案外小さい、でも、結果は重大、しかも、そこに関わる意外な人の存在感がでかい(笑)。淡い恋もちょっとドキドキです。ただ一つ言えることは…渡辺容子先生…「嵐」ファンですよね?2015/07/09

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