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内容説明
優等生の小谷は、色んなウワサのある同級生・八木のことが最近妙に気になるように。大人びた雰囲気の彼が、自分の姉とキスしているのを見てしまいショックを受けるが、姉の身代わりでもいいと、誘われるまま八木と体を重ね――。表題作他、「彼の熱いくちづけ」「彼を抱きしめる放課後」さらに描き下ろしも収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ〜ちゃん
8
★★★★★2012/10/08
天使を愛するアカウント
5
雑誌では読んでたけど漫画を買うのは実は初めて、な梅太郎さん。うわー、すっごいよかった。大人っぽい八木×真面目で優等生な小谷。正反対の2人が戸惑いながらも心を通わせていく、すれ違っても、言葉が足りなくても、傷つけあっても、2人でいたいという純粋な思いがまぶしくて切ないです。普段はクールな八木視点で、彼が予想以上に小谷を想っていることがわかるのが嬉しいなv 残りの2冊も楽しみです↑2010/01/26
みい。
4
もともとはノンケの受け=小谷君、であっちゃったんですね、バイの攻め=八木君に。2人が手探りで思いを伝え合いながら、人間としても成長しつつ、愛を深めて結びつきが強くなっていくというおはなし。とても丁寧に描かれていてストーリーに引き込まれます。かなり前からの作品なんだろうけど、いいものはいつ読んでもやっぱりイイ!良質のBLです。2014/08/09
チョコ大福
4
ままらんさん♪最初、攻めの八木のことがイヤだったのですが読み進めていくと八木のカッコいいところがわかってきました。八木はブレない。小谷と出会った時から、小谷への気持ちが変わらない。ただ言葉数が少ないだけ。借りた本。自分用に購入したいです。2012/01/27
yumi-asg
4
こういうお話が読みたいのだと思った。ビブロス時代の作品と同人、書き下ろしの文庫化。思春期の少年たちの、純真さや無力さ無鉄砲さ。飾らない言葉、狡ささえ正直な心。優等生として歩んできた小谷と、遊び人の噂がつきない八木の、悩んだり迷ったりの逡巡する思いと、他の誰でもなく互いだけという想い。ありがちなのかもしれない。王道なのだとも思う。それでも傍に置いて読んでいたい。迷いながらも辿り着くその時をいつでも見ていたい。八木視点と書き下ろしがさらに甘いなぁ。梅太郎さんの文庫は双葉の作品も良い。2010/01/21