華、散りゆけど 真田幸村 連戦記

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華、散りゆけど 真田幸村 連戦記

  • 著者名:海道龍一朗【著】
  • 価格 ¥913(本体¥830)
  • 集英社(2015/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087452549

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内容説明

時は慶長、大坂の陣。眼下には大地を埋め尽くさんばかりに徳川勢の旗幟がはためく。真田幸村は己の造った出丸に立ち、苛烈な戦場を見据えていた。身に纒うは朱一色の戦装束。狙うは家康の首級ただひとつ。武士に生まれし者の宿命、見事に命の華を咲かせ、武名の芳香を遺そうぞ――たったふたつの戦にすべてを賭けた、稀代の智将の壮烈な生きざまを、濃密かつ流麗な筆致で描ききる戦国歴史巨編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつ

33
幸村の大坂の陣の話は誰の何の小説を読んでも泣ける。池波さん以来の力作と感じる。2021/04/24

佳乃

27
久々に名前が混在しまくって最初の方がなかなか世界に入っていけず苦労したよ・・・それでも戦国物は読めば読むほどに奥深くて面白い。真田幸村すてきだ。家康、汚い手を使ってもやはり天下に立ちたいのかと・・・何度か胸にくるものがあり、涙ぐんでしまった。あぁ、こういうのってどうして胸にグっと来るものが多いのだろう。(たぶん、生き方が熱いからなんだろうなぁ。自分という何かをしっかりと持っているからなんだろうなぁ)真田三代、読み返そうかな。2019/09/11

gachi_folk

16
花は散りゆけど、その香りは残る。 夏の陣、合戦直前に亡き父の言葉を思い返した幸村はどんな顔してたんだろ。 われらは死花にあらず。 この幸村の覚悟を、亡き父はどのように見守っていたんだろ。 智将幸村の生涯を、海道龍一朗の筆で読む。なんとも贅沢な時間を過ごせて僕はニヤケが止まらない。2021/04/21

只三郎

14
司馬遼太郎の『城塞』。池波正太郎の『真田太平記』等、大阪の陣、真田家等を扱った他の作品を読んだことがあったが、それらの作品に劣らずなかなか面白かった。 戦いの場面も良かったが、特に大阪城内で自分の意図する方針に策を巡らせながら行う描写は他の作品には無かったため、新鮮な気持ちで読むことができた。2021/06/14

ウルラニ

10
華、散りゆけど、その香りを残す。鮮烈に散った真田幸村。九度山幽閉〜大坂の陣が、濃密に描かれる。★★★☆☆2016/09/08

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