内容説明
「実戦のためには、詰将棋より必至の方が直接的に役に立つ」(まえがきより)
将棋世界の人気付録を書籍化する将棋世界付録傑作選シリーズの第1弾!!本書は内藤國雄九段の一手・三手必至問題の付録を再編集して文庫化したものです。必至は「難しい詰みより易しい必至」といわれるように、詰将棋よりも実戦での有用性が高い面があります。特に一手三手といった短手数の必至の形を知っているかどうかが勝敗を分けることもしばしばです。本書はそのような実戦に役立つ必至問題を巨匠内藤九段が195問出題、解説しています。相手玉に必至を掛けて、「どうだ」と胸を張る快感を是非味わってください。(日本将棋連盟発行)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
睡眠不足
1
26問も間違えてしまった!問題としてなら解けるけど実戦では出来ない気がする。2023/11/05
プレミアムモルツ
1
タイトルにカンタンとあるが結構骨が折れる。それはともかく良問ぞろいだ。強くなりたい人にお薦めの一冊。2018/03/31
あなあき
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自分にとって2冊目の「必至問題集」。最初の50問までは、1問解くのに時間がかかったし、なかなか正解することもできなかったのだが、100問超えたくらいから、ようやく慣れてきたのか、それなりにサクサク進めるようになった。レベル的には、5〜7手詰に苦労しなくなったら挑戦してみるくらい……かな?必至問題の「効能」としては、終盤——特に「玉方の受け手」を読む力がつくってこと。結果、相手だけでなく自玉の安全度も正確に読めるようになる。解答図の他にもポイントとなる局面を挙げて、様々な変化を解説してくれているのが嬉しい。2014/02/13
睡眠不足
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あまりカンタンでなかったです!2章だけ採点してみたら棋力判定3段でした!しかし実際は将棋クエスト1級をウロウロしてます!得意戦法が無いのがダメなのかもしれない?2023/11/01
すこぶる健康
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自分は詰め将棋に苦手意識があったので必至をやってみようと思ったんですが、一応投げ出さずにやる事が出来ました。棋力が上がったかはわかりませんが、慣れるのに役立ったと思います。2021/06/09