内容説明
自称「某国王女の身代わりアンドロイド」パミルが起こす騒動もひと段落。パミルとの兄妹生活にも馴染んできた匡平は、ちょっと変わった、でも平凡な生活に安心し始めていた。……だがしかし! そうは問屋が卸さぬと、海から流れ着いたのは、ひとりの金髪美少女!? 榊一郎が贈るスラップスティックラブコメディ、一気呵成のフィナーレへ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
1
個人的には、もっと続いて欲しかったかもしれない。榊さんらしくない作品ではありましたが、それでも最終巻はそれらしさが垣間見えるものでした。しかしタイトルの意味がそういうこととはね。道理でいつまでたってもパミルの正体が曖昧なわけです。まさかそういうこととは思いもしなかったよ(笑)! ともあれ明るく楽しい日常物語、楽しませていただきました。3人の未来が幸せなものとなりますように。2013/07/04
れーじ
1
再読のきっかけを作ってくれるとは、読メもなかなかありがたい存在であるなあ。鉄板な作品を出す一方、榊一郎は自分の作風の幅を何とかして広げようと、手堅い中でもいろいろ試行錯誤をすることがあって、これはその内の一本。「エリノア」と同じく、設定を緩くして、その緩い中でしかできないシチュエーションを演出している感じ。ただ、基本テーマを語りたい作家さんなので、肩の力を抜いた日常ものとの相性があまり良くなかったのかもしれない。最近は肩の力の抜き方も覚えてきたような雰囲気があるので、今書いたらまた違ったものになりそう。2013/07/04
たろ
0
ここまで無茶苦茶な設定なら許されてしまいますね(^^;2013/04/10
INN
0
無難に楽しめた。榊一郎らしいなぁ。2009/03/22
八岐
0
メガネちゃん、そこは敢えて放置プレイ、と思ってたんだがなあ。彼女、ほったらかしにされてた時の方が奇矯で面白かったし(苦笑2009/03/10