なぜ、嫌われ者だけが出世するのか?

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なぜ、嫌われ者だけが出世するのか?

  • 著者名:齊藤勇【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • プレジデント社(2015/05発売)
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  • ISBN:9784833421201

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内容説明

手柄の奪い合い、理不尽な人事、嫉妬とプライド…。人間は、必ず人の足を引っ張る。
対人・社会心理学を専門とする著者が、社会で起こる「人間の足の引っ張り合い」や「いじめ」にユニークでわかりやすい視点で切り込む。
巻頭には、ベストセラー『社内政治の教科書』著者の高城幸司氏との特別対談を収録!!

【目次より】
◆人はなぜ、足を引っ張り合うのか? 高城幸司VS.齊藤勇
◆第一部 人間関係学 理論編
1 あなた一人だけ、みんなと違った意見を言えますか?
2 「みんなが君を批判しているよ」の「みんな」って何人のこと?
3 「出る杭は打たれる」というが、「出る杭」の影響力を検証する
4 会議はすればするほど、人の意見を偏らせる
5 「組織のため」という大義名分は人間を残酷にさせる
6 地位は人をつくり、人をワンマンにもさせる
7 「出世しやすい」ポジションは本当に存在するのか
8 「いじめ」はどんなリーダーシップのときに起きるのか
9 人はなぜ、他人を信用できずに足を引っ張るのか
10 ライバルが「同じ権限」を持つとき、最悪の悲劇は起きる
11 関係者が増えると、人はなぜ、火中の栗を拾わなくなるのか
12 人はどのようなときに手を握り、どのようなときに争うのか
13 出世すると、友人が減るタイプの人間がいる
◆第二部 人間関係学 応用編
1 人事考課はなぜ、「先入観」に左右されるのか
2 「理不尽な人事」を人はどう受け入れるのか
3 人間は自分の都合のいいように他人を解釈する
4 執着心の炎はどのようなときに燃え上がるのか
5 協調的と個性的……日本社会ではどちらが有利か
6 業績評価にはなぜ、上司のバイアスがかかるのか
7 「御中元・御歳暮」の心理的コストと心理的利益を分析する
8 権力という魔性にとりつかれると、人は「乱用の罠」にはまる
9 自分が嫌うと相手も嫌う……人間関係の悪循環は断ち切れるか
10 年俸制時代の「手柄の奪い合い」は防げるか
11 「日本型」業績給与社会は茶坊主を増やすだけである
12 「自尊心」の刃はなぜ、同僚や友人に向くのか

※本書は、1998年小社刊『人はなぜ、足を引っ張り合うのか』を大幅に改訂、再編したものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

28
なぜ、嫌われ者だけが出世するのか?。斎藤勇先生の著書。人間は誰しも自己中心的で強欲、上から目線の権力欲で他人を支配下に置きたがり、嫉妬深くて他人を引きずりおろそうとするという本性を持っている。人間が持つ醜悪さや卑劣さと組織内の人間関係への影響を率直に解説されています。本書を読了して、自分にもそういうところあるかもと自己反省する自分と、いやいや周りにそんな人間が多くて私は被害者だと被害妄想してしまう自分がいました。2018/08/13

とーんぷーん

11
題名とは全然違って、社会心理学についての話だった。社会の中は依怙贔屓だらけ。集団の圧力は3人で十分影響力を持つこと、リーダーは資質だけでなく、その集団内の位置でも決まることは今の自分の環境をみるとなるほどなって思えるところがある。また、業績評価は、どんな上司でもバイアスがかかってしまうということ、自尊心の驚異があることは、心に止めておくべきことだな。自分が当たり前と思っている事を疑うように、社会心理学が戒めている感じがした。部下を持っている人にとってこの本はすごく参考になると思う。2020/01/20

ひま

5
年末年始にかけて読む。すごいタイトルだな。だから買ったんだけど。身近に他人を陥れ、上に媚び、出世していった人が見事に嫌われてるので読んでみた。あと、上司の依怙贔屓がすごすぎで。でも、学校期間での依怙贔屓は問題だけど、企業内の依怙贔屓は致し方あるまい、上司は自分の仕事を助ける部下が欲しいに目から鱗。ですよねー。私が間違ってました。あとは、へーほー、そうそうな内容で私は面白かった。解決策に使うには、上司にも読んでもらうのがいいんだけど、このタイトルだと勧められないわー。連載当時のなら勧められたかな?2016/01/04

HALI_HALI

3
会社における人間関係を考察した本。人間が内包している「悪の部分」もしっかりと踏まえた上で他者とコミュニケーションをする。己の出世や、幸福は他者の嫉妬を必ず買う。また、人間の承認欲求は想像以上に強い。会社人事制度は会社のためにある。などなど、実生活において感じる点が多数述べられていた。人間の性質は変わらないので、それを受け入れた上で如何に行動していくかが重要。2017/05/13

yyrn

3
そうでも思わないと出世できなかったその他大勢のヤツラの立つ瀬がない、ということだろうか。この本には、そうだなと強く肯定できる部分もあったが、そうかな?そんなに人間は単純じゃないだろう、と疑問を覚えるところもあった。まあ、ある程度類型化しないと、こういう本は書けないのだろうけれど。あまり前向きになれない本だった。「人事異動で喜ぶのは3割で、あとの7割の連中は面白くない」。毎年の定期異動にまつわる悲喜交々を見聞きしてきた、それが私の実感だが、昇格しても地方に出される場合は人によって微妙かも・・・・2015/06/20

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