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内容説明
猫カフェを営む家の長男・清田清太は私立松山学園の中学3年生。目下のみんなの関心事は2か月後に迫った体育祭の応援合戦です。3年B組は、ダンスシーンや格闘ゲームの要素を取り入れたステージをつくることになったのですが、松山学園の生徒教職員だけがログインできるSNS「松コミュ」を通じて、赤シャツ教頭の経理上の不正を知ることとなります……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
74
なるほど〜!本家の坊ちゃんとはかなり性格の違う坊ちゃん先生だが、柱はそのままに、現代の風物や若者受けをこれでもかと散りばめた学園ものになっている。これを読んでから漱石版を読んだ中高生は戸惑うだろうな。終盤ではミステリーテイスト。事件解決後に“良かった良かった”で終わらなかったのが好印象。登場人物の名前が文豪を文字っていたり、団子や生卵などの小物を取り入れているのも気が利いていてる。2015/10/24
夜桜キハ
43
文豪入門の福袋より。坊っちゃん、読んだことはないけれど受験の時にちらっと読んだ内容と全然違う……?と驚愕しながら、けれど内容はとっても面白かったです。逆にどこに坊っちゃん要素があるのか気になって原作も読もうかな(笑)態度の悪い坊っちゃん先生、イケメン脳筋嵐、とある事件から無気力に生活していた清田、この三人が教頭と対立するわけですが……。クラスの雰囲気が良くなるとこが好きです。教頭の秘密を暴くところも不謹慎ながらワクワクします。最後の坊っちゃんの「……そう言えば満足か?」もゾクッとしました(笑)他のも読もう2024/01/12
瀧ながれ
22
主人公が通う中等部にやってきた風変わりな先生。彼の行動によって、クラスや学校が騒がしくなり、息をひそめて毎日を過ごしていた主人公の気持ちも、変化してゆく。『坊っちゃん』を、舞台を現代にして、生徒の目線で描いたら、さわやかな学園ものになってしまった。…漱石の『坊っちゃん』は、こういうシンプルなハナシだったろうか…。中学生向きの青春小説としては、痛快でおもしろかったです。体育祭で披露するダンスのために、クラスをまとめなきゃならないあたりの盛り上がりと、あっけない結末は、ハラハラしました。ラストもよいな。2015/07/09
kiho
9
原作の坊ちゃんとは、かなり違う坊ちゃんキャラにびっくり…でも、話に入っていくととても引きつけられるストーリー展開でした⭐全く別の小説といってもいいくらい…リライトノベルというジャンルがあるとは!2016/02/06
ニョンブーチョッパー
7
★★★★★ リライトノベルってジャンルは初めて読んだけれど、こういう試みは面白い。とても読みやすいので、小中学生くらいのYA対象年齢者なら、普段本を読まない人でも楽しめるんじゃないかな。こういう本をとっかかりにして原作に進んだりするなら、めっけもんて感じですね。YA対象年齢じゃないけれど、他のリライトノベルも読んでみたい。っていまのところ『邪宗門』くらいかな。とりあえずそこから。2020/01/31
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