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内容説明
数字を見せられるとつい納得してしまうことも、統計のカラクリを知っていればよりよい判断ができる。統計の歴史や基本用語から「統計にダマされない方法」「ビジネスに生かす統計」まで、知っていると得をする万人のための統計知識の入門書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
異世界西郷さん
14
現在、様々な分野で統計が用いられているが、統計とはどういうものなのか。統計によって表現出来ることは何なのかを論じる一冊。学生時代はバリバリの文系だったため、「そういえば、統計についてちゃんと学んだことがなかったなぁ」と思い至りこの本を読んでみました。統計を取るために必要な手順に始まり、統計の歴史や様々な用語解説・活用方法、果ては統計に騙されないために注意すべきことまで分かりやすく解説されておりとても興味深い内容でした。2018/08/19
ねね
9
かなり簡単に書かれてるけれど、統計と確率の関係や、統計の取り方、見かたが具体的に解りやすく書かれている。タイトルどおりで、統計とは何ぞや?ってレベルの人が読む本なので、どういう検定をすべきかとか、そういう話はないので注意。私は勿論どの付く素人なので、ぼんやり解った気になってたところが改めてちゃんと解って有難かったです。平均≒だいたい皆一緒くらい、って考えてたら大間違いって事を実感した次第。平均年収400万って言っても、下限は0、でも上限はない、って事。中央値ってどのくらいなのかな。数字のマジック。2015/07/05
ノリピー大尉
4
統計を使うと説得力が増す。これとは反対に、統計を使った説明を受けるときは、相手が自分を説得しようとしていることの現れなので注意が必要となる。統計の信憑性を見抜くには、いつの統計なのか? 誰が調べた統計か? 母集団は何か? 標本の抽出方法は? などに注意を向ける必要がある。2013/12/22
アルカリオン
3
「統計とはどういうものか」を言葉で説明した本であり、辞書や百科事典的なスタンスでの記載となっている。「入門の入門」みたいな内容であり、読んでも統計学の勉強にはならない▼過去実績を利用した解析的な手法の例として、株式投資の「テクニカル分析」を取り上げた上で「テクニカル分析の中にはあまり根拠のないオカルト的な理論も多く混在しているので運用には注意が必要です」とあるのは失笑もの。変なものが「混在」しているどころではなく、テクニカル分析そのものが、ゴミ・おままごと。2019/02/14
Masakiya
3
コンビニの棚に並んでた500円の本。読者対象は作者曰く「おそらく、この本の読者は微分という言葉の意味を知らないでしょう(学校で習ったけれど覚えていない)。」。「統計学が最強の学問である」が統計の考え方の入門だとすれば、この本は統計に対する接し方の入門。微分の意味を知らない数千万人の日本のサラリーマンが統計に対する付き合い方を知るにはすごく良い本であると思う。2013/05/26