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内容説明
実家が乾物屋だった著者にとって、生まれながらにであった鰹節は食にこだわる大きな原動力の一つとなっている。また、店があった高円寺の商店街は自身の味覚と深く関わっている。
本書はどこの店が旨い、まずいを描いたグルメ本ではない。
子供の頃から今にいたる、様々な食べ物の思い出を巡りながら、自分にとってそれぞれの食べ物とは一体何なのかを追及していく、発見の書である。
≪本書の内容≫
第一章 商店街の味
第二章 思い出の味
第三章 本気の味
第四章 旅先の味
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『高円寺純情商店街』で直木賞を受賞したねじめ正一氏は、そもそも高円寺商店街の乾物屋の息子であり、 食に対する高い意識を持っている。本書は、ねじめ氏のこだわりの食を「商店街の味」「なつかしの味」「本 気の味」「旅先の味」の四章立てで、紹介する。『我、食に本気なり』(小学館2009年刊)の新書化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドナルド@灯れ松明の火
14
初ねじめさんだったが、少年時代の思い出とそれにまつわる食べ物の話が妙にシンクロして懐かしい。文章がわかりやすくて良い。池波さんも書いているが、昔は自宅の周りに蕎麦屋や中華など何でもあったという町の世界っていいなぁ。2015/06/20
さくちゃん
4
ねじめさんの食べ物にまつわる思い出がたくさん詰まったエッセイ。特にご家族が登場する話はどれも心あたたまるものでとても楽しめました。2017/02/06
ごいんきょ
2
ねじめ正一の本は初めてです。 東海林さだおに負けず劣らず面白かったです。 あ〜、腹が減った。2015/05/14
ばづ
1
なんか色々食べたくなるなあ。油揚げを焼いて醤油つけて食べるのは絶対やる(o^^o)2015/06/14
Takashi Morimoto
0
カラスミ食べたい2015/03/06