内容説明
戦国の世を颯爽と駆けぬけた青年武将のイメージの強い政宗。気骨と覇気をもって秀吉や家康に立ち向かい、晩年は天下の重鎮として諸大名を畏敬させた。野望に満ちた生涯の謎を読み解きながら、ゆかりの地を探訪する。
※本作品は紙書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくら♪
2
政宗ファンの方、政宗初心者の方、政宗のことを知りたいと思ったすべての方におススメの一冊です。仙台市博物館で、著者の佐藤憲一氏の講演を何度か拝聴しました。穏やかな語り口から伝わってくる、深い見識と熱い想い。この本からも感じ取れます。カバンに入れて、政宗散歩を楽しみたいです♪2016/02/03
Tomonori Yonezawa
1
【kin腹】おそらくセールで購入。なかなか面白かった。簡潔で読みやすく、伊達政宗に対する知識を増やしてくれる。 最近だと、戦国武将は「花の慶次」や、テレビゲーム「戦国無双」の影響で見た目だけっぽくなった感じがしている。政宗は重要な脇役になることが多く、主役より格落ち感があってやだったが、この本、そういうイメージを払ってくれて有り難い。後半、城や建物についての項は、写真や図が不足して理解しづらいと思います。 2015年本。一昨年だったか?政宗の筆による画が見つかったけど、それについての解説も読みたいなぁ。2020/05/10
バンジーズ
1
佐藤憲一さんの本はとても読みやすく、かつ伊達政宗について正しい歴史を学べます。NK大河ドラマの影響で伊達政宗については間違った通説が流布していますが、この本を読めば、伊達政宗の真実を学べます。この本をを読んだ方には同じ著者の「素顔の伊達政宗」他をお勧めします。2018/06/26
mochimochi
1
宮城県民なのに伊達政宗が何をして有名になったのかよく知らないので購入してみました。『閖上』の地名を考えた人だとは聞いていましたが『仙台』という地名も政宗氏が発案していたことを初めて知りました。政宗氏の暮らした城が近所にある事が急に嬉しくなりました。2016/07/29
陸
1
文庫サイズなのに豪華にフルカラー。内容も見応えがあって、いろいろと政宗様関連の本を見ていても満足度が高い。2015/08/17