711系物語 - 北海道初の「赤電車」誕生から引退まで半世紀のあゆみ

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711系物語 - 北海道初の「赤電車」誕生から引退まで半世紀のあゆみ

  • 著者名:奥野和弘
  • 価格 ¥1,629(本体¥1,481)
  • JTBパブリッシング(2015/05発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784533103483

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内容説明

北海道初の国鉄交流電車711系が、2015年3月14日のダイヤ改正をもって、すべて引退することになった。この引退に合わせて、その誕生から現在にいたる車両の歴史、各線区別の運転運用の変遷の過程を、各年代のダイヤ改正ごとに、711系電車の運用の変遷を軸に、北海道の国鉄・JR北海道の電車運転の歴史をからめて紹介する。北海道の電車発達の歴史を、パイオニアである711系電車から、ダイヤ改正ごとに、新しい電車が登場して、特急電車にも大きな影響を与えた。この半世紀の北海道における、新型電車の誕生の過程までを、711系電車の運転の歴史を軸に詳しく紹介する、北海道の電車発達史としても、資料的価値は高い。
※この電子書籍は2015年3月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部誌面内容を変更している場合があります

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

7
国鉄在来線交流電車のパイオニアとして名高い711系だが、あまり鉄道趣味的には顧みられてこなかったと思われる。北海道ゆえに電化区間が限られ列車本数が本州の近郊形よりも少なく車両数もそれほど多くなかったためだろうか。気動車より加速性能は電車故に格段に上がったが、起動加速度の低さやいくらサイリスタ位相制御の粘着性があっても1M2Tでは札沼線の勾配区間ははきつかったそうだ。しかしメカニズムとしてはJR北海道のVVVF車より単純で扱いやすい車両だったとも書かれる。国鉄の保守性を重視した設計が711系でも発揮された。2025/12/18

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