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内容説明
食材の保存方法、道具の選び方、手入れの仕方など、料理には先人から教えられた知恵がたくさんあります。けれども教えられたままでは時代に合わなくなってきたり、年齢を重ねて使う道具が変わったりすることも。本書では石黒さんが、昔と今の良いところを取捨しながらつくった台所を紹介。ガスコンロ、シンク、食器棚の配置からキャスター付きのダイニングテーブルの使い方、愛用のキッチン用品まで、快適なキッチンを目指す人がすぐに真似できるものばかりです。主婦の城になりがちなキッチンを、最初から家族全員が使いやすい場所に、と考えた発想が新鮮です。人生楽しい幸せな日ばかりではありません。辛いこと、悔しいこと、悲しいことは必ず襲ってきます。号泣することも、茫然と立ちすくむこともあります。それでも、めげずに、乗り越えるために。さぁ、美味しいごはんをつくりましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ichi
22
現在リフォーム中で、あこがれのシステムキッチンが完成したら、いろいろ参考になる点が多いです。なんせ写真が多いのでとてもイメージしやすい!バイブル書となるかも!2015/10/31
小鈴
17
文庫本ではなく暮しの手帖社で。1980年代に作ったのにこのクオリティはすごいとしかいいようがない。素直に使いやすそうだと思いました。まな板の置く棚はルミナスをカスタマイズしていて、立てるより置く棚は参考にしたい。これだと清潔です。 扉がない「見せる収納」はほこりがついて汚く見えますが、彼女は「見せる」意識なく便利さを追求した結果として見せる収納になっていて、しかも清潔感にあふれている。憧れますね。2022/05/15
バーベナ
3
台所の平面図、使いやすそうで痺れる。過去に拘らず、年齢と共に優先順位をつけて暮らしやすさを更新する。これぐらい心意気が、日本のメーカーさんにも欲しい。2019/09/03
松子
3
この方の本を読むと、本当にお台所が好きな場所なんだなぁというのが伝わってきます。 そして、人のため、自分のためにお料理を作ることが好き。 ご自身の持ち物や手作り品をたくさんの写真で紹介されているのでみているだけで楽しい。2017/12/07
あおい
3
図書館本。家の中はやっぱ極力「色」を抑えてらっしゃる、、、そして、やっぱガラスのキャニスターなんだな。。。塩砂糖は四十肩でプラハンドルの親指ポンのモノにしてから、軽くて楽でそのままなんだけど、、、確かに湿気るしな~。粉ものは「袋のまま」輪ゴムで縛って冷蔵庫~という体たらく。。。肩治ったしキャニスターに変えようかな~でも、ガラスか。。。う~ん、重いな。。。2017/10/21