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内容説明
トヨタ生産方式にはマニュアルがない。人を型どおりに動かすのではなく、人の知恵を引き出すのがトヨタ流なのだ。そのため現場から生まれた独特の言葉が数多く伝えられている。その多くは、たとえば大野耐一氏が、なんとか現場の理解と納得を得よう、知恵を引き出そうと工夫を重ねる中から生まれた「生きた言葉」である。「抜くなら一周抜け」「言われた通りにやるな」「なぜを五回繰り返せ」「言いわけする頭で実行することを考えよ」――こうした一言が、いかに人を育て、仕事を変え、企業を改革してきたのか、具体的なエピソードをまじえて懇切に説く。知識として覚えるだけではいけない。実践してこそ、本当の意味がわかるし、仕事の競争力を高めてくれる。グループ各社の現場で実際に使われ、仕事に活かされている名言・至言を、この一冊で網羅。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Thinking_sketch_book
27
★★★★☆ 悩んでいるときにハッとした気づきや、前に進む勇気をもらえます。「いらない物を処分するのが整理、ほしいものがいつでも取り出せるのが整頓、ただきちんと並べるのは整列。現場は整理整頓でなければならない」分かりやすくて非常に良いです。他の人の感想を読むと皆違う点を指摘しているので色々な状況で気づきを得られるようになっていると思います。これを機にトヨタ生産方式をさだから学ぼうかな2017/03/05
B.J.
13
●問題があって代案を考えないのは「越権行為だと遠慮する」のではなく、責任転嫁である。 ●目的と手段の混同→常に「目的は何か」。 ●改善には2種類 ①:ムダ取り型改善 ②:課題解決型改善 ●問題があるということは、改善の余地がある、もっとよくなるということ。喜ぶべきでは? →問題は、次のステージへの扉。▼課題や問題を待ち構え、探してでも改善ができるようになれば本物。 ・・・本文より2020/02/24
ゆうき
13
誰でもできるものに仕事を一般化するという考え方は、実際に様々な職場でまだ当たり前ではないこともあるし、大切だと思う。でもこのトヨタ式をしていると、プライベートが確保されなくて、病む人は多いだろうなぁとも思う。2016/04/05
Humbaba
12
教えられて学んだことを本当の意味で使いこなせる人はそれほど多くない。しかし、自分で学んで身につけたことは、その人にとって大きな財産として使うことが出来る。最初から答えを教えればその場は効率的に問題を解決できるが、長期的に見れば勉強の機会を失わせるため、ずっと教え続ける事になる。2016/03/22
だいすけ
10
探す、運ぶは仕事にあらず。付加価値ももたらさない動作はすべてムダと考える。不要なものを処分することが整理で、欲しいものがいつでも取り出せることが整頓。ただきちんと並べるのは整列。時間がかかっても根気よく粘り強く理解と納得を得ること。一番手ごわい敵は「みんなの気持ち」であり、もっとも強力な味方も「みんなの気持ち」である。2019/04/30
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