内容説明
食品ロスを減らすヒントがわかる!どうして食べ物を残しちゃダメなの?物語をとおして、SDGsがよくわかる!小学上級から。
著者等紹介
小林深雪[コバヤシミユキ]
3月10日生まれ。埼玉県出身。武蔵野美術大学卒業。漫画原作も多数手がけ、『キッチンのお姫さま』(「なかよし」掲載)で、第30回講談社漫画賞を受賞
めばち[メバチ]
書籍、広告、アニメなど幅広い分野で活躍するイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Comit
51
市立図書~食べ物を作る側、使う側、それぞれの責任について向かいかい、食を考える児童書。世界で起こる飢餓、足りているはずの食糧、食品ロスの半分は、実は家庭で発生しています。お話の中で登場する主人公の祖母はフランス人。何でも物を大切にする考え方が素敵です。娘に借りてきた本ですが、自分もちゃっかり拝読(*´艸`)とても勉強になる1冊でした✨2022/03/01
ヒラP@ehon.gohon
26
食品ロスが様々に環境問題への影響をもたらすことについて、考えさせられました。 しかも、考え方を変えることによって、解決できることであることも実感できました。 児童書ですが、SDGsを身近な問題として考えることのできる点で、これほど感銘をもって響いてくるものはないのではないかと思いました。 大人として、意識改革の必要性を突きつけられた感じです。2022/01/28
チロル
14
図書館本。「おはなしSDGs」シリーズ12作目。「つくる責任 つかう責任」食品ロスについて考えるお話でした。近年「SDGs(エスディージーズ)」という言葉をよく聴くけれど、正直 なんのこと?状態だったわたし(^^; 「持続可能な開発目標」として17の目標があるのですね。エコ生活は自然環境に優しい。日本が世界の中でも食品ロスが多い国(2550万トン)だったとは💧 気を付けなくては。目標の2030年まであと8年。つい最近 読んだアトムの本でも抱いたけど、平和活動に繋がると思うし、シリーズ読んでもっと知りたい2022/05/23
boo
14
食べ物を大切にするということは命を大切にすること。作る側のお店が気をつければいいだけでなく、使う側のお客さんも買いすぎてはいけないし、使い方を考えることも必要。小中学生にもわかりやすいお話でした。2021/07/08
遠い日
13
「おはなしSDGs」シリーズ。目標12がテーマ。食品ロスをなくし、食糧事情を変えていくことが地球環境もよくすることにつながる。料理が好きで、将来はレストランを開きたいサラが、ママとぶつかり、葛藤し、おばあちゃんの言動によって、確かな知見を得ていく。フランス人のおばあちゃんの考え方と実行力。食材を買う、作る、使い切る。そのためには臨機応変な判断も必要。食べることは人間の暮らしの基本。食べたものでわたしたちの体はできている。だからこそ、無駄のない、かつ、途切れることのないサイクルを自分なりに持ちたい。2021/06/09