講談社学術文庫<br> 死産される日本語・日本人 「日本」の歴史―地政的配置

個数:1
紙書籍版価格 ¥1,220
  • Kinoppy
  • Reader

講談社学術文庫
死産される日本語・日本人 「日本」の歴史―地政的配置

  • 著者名:酒井直樹【著】
  • 価格 ¥1,134(本体¥1,050)
  • 講談社(2015/05発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはお支払い画面でご確認下さい)

ファイル: /

内容説明

「日本語」や「日本人」は、それ自体としてあるものではないが、好き勝手に作られる想像の産物でもない。それらは国家統合の理念として近代に要請され、だからこそ「純粋」でなければならなかった。この要請は、失われた過去に「純粋」な存在を求め、そこからの連続によって現在を正当化する。だから、日本語も日本人も、生まれた時には、すでに死産されている。──幾多の議論を巻き起こした問題の書、新稿を加えた決定版で登場。(講談社学術文庫)

目次

学術文庫版の序
はじめに
I 近代の批判:中絶した投企──日本の一九三〇年代──
II 国民共同体の「内」と「外」──丸山真男と忠誠──
III 国際社会のなかの日本国憲法──社会性の比喩としての〈移民〉と憲法──
IV 遍在する国家──二つの否定:『ノー・ノー・ボーイ』を読む──
V 歴史という語りの政治的機能──天皇制と近代──
[付]自己陶酔としての天皇制──アメリカで読む天皇制論議
VI 死産される日本語・日本人──日本語という統一体の制作をめぐる(反)歴史的考察──
VII 「西洋への回帰」と人種主義──現代保守主義と知識人──
[付]人種主義に関する提言
あとがき
初出一覧