―<br> 男がつらいよ

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男がつらいよ

  • 著者名:田中俊之【著者】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • KADOKAWA(2015/05発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046011190

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内容説明

男たるもの正社員として働き、結婚して、子どもをもち、さらにはイクメンになることが求められており、男性の役割・プレッシャーが大きくなっている。男性学という今注目分野でトップを走る著者が現実を切っていく。
【目次】
第1章 男性はなぜ問題を抱えてしまうのか
第2章 仕事がつらい
第3章 結婚がつらい
第4章 価値観の違いがつらい
第5章 これからの時代をどう生きるか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

16
思い当たるようなことがたくさん。根強く残る図式→男はリードする側、女はリードされる側。浮気をする男は都合のいい女を恋人や妻に昇格させるつもりはない〔なので、恋人や妻になりたい女性はさっさと見切りをつけましょう〕。若い女性に何歳に見えるか尋ねる中高年男性は自分が恋愛対象として認識されているか知りたい。など。翻って女性にも言えることもあり。〔コメント欄に続く〕2017/03/15

ステビア

16
他人との比較をやめる。2016/01/20

nbhd

15
都内の大学に職を持つ男性学の専門家(男性)が書いた一般向けの男性学入門本。クソ男エピソードや調査データがたっぷりで、「ですよねぇ~!」的な読みやすさ&わかりやすさはあるけど「痛み」がない。今後、何冊か男性学の本を読み重ねていくつもりなのだが、僕が求めるのは何らかの「痛み」なんだと自覚した。今は、この「痛み」が男性学のミソな気がしている。/鶴見俊輔「批評という行為についての自分流の心得として、【自分の背中から刃を貫き、もし切っ先が余れば、相手の体にも届くように】書きたい」。2021/01/21

RYOyan

11
男性が生きやすい社会は、きっと女性も生きやすいはずだ。家族観とか労働観とか変えなくてはいけない固定観念がたくさんあるはず。一人一人が自立できる社会は、誰かが誰かを助け合う社会でもあると思うから、競争と同じくらい協力を大切にする世界にしなくちゃいけない。2016/12/08

アイロニカ

9
ざっと読み。オタクの界隈に身を置いていると逸脱や煽りなど日常茶飯事で、知らず知らずのうちに精神を擦り減らしているのだろうと推察する。本書では触れられていないが、ネット上で用いられる陰キャやチーズ牛丼なんて蔑称は一昔前の草食系男子に悪意と自虐を込めた言葉なのだろうなぁと思った。今まで無意識だったが、ひょっとしてこれも“男子”即ち若者叩きの文脈だったのだろうか。SNS全盛の時代に「荒らしはスルー」はとっくに死語となってしまった感がある。2022/08/21

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