内容説明
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『古事談抄』とは、『古事談』巻第二、臣節(しんせつ)からの抜き書き的性格を持つ説話集。『古事談』を用いて新たな作品を作りだしている点で、一つの独立した説話集ということができる書である。底本は穂久邇文庫蔵本。構成は、釈文(読み下し文)、本文、校異、口語訳、語釈、余説、同話・類話、参考文献より成る。完全収録穂久邇文庫蔵『古事談抄』影印。
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目次
忠平の檳榔の事
師輔遺誡、不信の輩夭命の事
朝成、大納言を望みて生霊と為る事
道長、伊周の牛の逸物を評する事
道長、遊女を召す事
法成寺金堂供養の日、道長感慨の事
行経、蔵人頭の上に座すの事
隆国、小馬に乗る事
八幡別当清成、宇治殿に参りて飲食の事
俊房、忠実を賞翫する事〔ほか〕