いのちに触れる 生と性と死の授業

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いのちに触れる 生と性と死の授業

  • ISBN:9784811800516

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内容説明

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ほかの生きもののいのちを食べなければ生きられない私たち人間。生きもののいのちを考えることは、私のいのちを、私が生きることを考えること。そして、人間とは何かを考えること。毎日新聞評……事実をまっすぐに見つめるその迫力に圧倒されてしまった。

目次

I 原爆から原発へ、生命を考える◎授業1--にわとりを殺して食べる      なぜ、「にわとりを殺して食べる」授業をしたか◎授業2--原子力発電所とゴミ     『原発ジプシー』の著者・堀江邦夫さんを迎えて◎授業3--人間の欲望はどこまで行きつくのか      子どもとともに授業に参加して・母親たちの話し合いII 生と性と死を考える◎授業1--飼育から屠殺まで     授業が創りだされるまで/牛と豚の死の授業◎授業2--ひととブタの生と性◎授業3--ブタ一頭、まるごと食べる      世の中、身の内の「混沌」を受け入れる子どもたち      映画「鳥山先生と子どもたちの一ヶ月」を見て-秋山啓文[写真ページ]大木茂 ブタ肉生産工場/食肉工場にて/ブタ一頭、まるごと食べる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱせり

5
ニワトリと原発がどう結びつくのか、と思ったけれど、「エゴ」と言う言葉に結ばれていたのだった。おりおりに、鳥山先生の言葉は、私の頬をひっぱたく。ことに原発の章の「子どもたちをかんたんに「原発反対」という子にしてはならない」という言葉。何も考えず感情的に飛びつく「原発反対」ではなく、血と肉の通った原発反対へと思う。また、この授業を上っ面だけ掬うことの危険も強く感じました。一点疑問に残ったのは鶏をわざわざかごから出して「狩る」というあれは本当に必要だったのか。2011/09/05

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