内容説明
全国の店探訪歴三十年、「孤高の居酒屋評論家」が満を持して展開する「居酒屋論」。いや、決して堅苦しい講釈ではなく、いい店の見分け方や粋な注文法、一人でも心地よく過ごすためのコツに加え、全国の名店・名老舗の物語などなど持てる力をフルに発揮して大人の至福へ誘うという寸法。自身の酒呑み人生も交え、奥深い魅力を余すところなく披露。本書自体が酒の肴になること請け合い、今夜は居酒屋に行きたくなる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
174
新年1冊目。この本を手に居酒屋に行きたくなるネタが多く興味深く読めた。2015/01/02
gonta19
78
2015/4/18 Amazonより届く。2016/10/27〜11/2太田さんが、如何にして居酒屋評論家になったか、がよく分かる本。出張先で1人でなかなか入れないけど、今度思い切って入ってみるかなぁ。2016/11/02
佐久間なす
42
全章ともよかったけれど、特にぐっときたのはやはり震災と居酒屋の関連を描いた第五章。 人々が震災から日常生活に戻るための「希望の光」としての、居酒屋。辛い現実を受け入れなければならないのはわかっているが、一時ばかりは酒を飲んで忘れたい。 震災後のそのような行為は、果たして本当に不謹慎なのだろうか。 震災があったのに、楽しいことをするなんて不謹慎だから、自粛しなければ。そんな考えを、この章では見事に覆されました。不謹慎という言葉は、ときには希望すら奪うと気づかされる一冊でした。2015/03/11
おいしゃん
35
太田さんはどうやってこんなに多くの馴染みの居酒屋を持つのだろう、と常々不思議だったが、そのプロセスが少し垣間見れる本だった。居酒屋というか、飲むという行為自体もなかなか奥深い。2018/10/05
ラテちゃん
31
居酒屋なるものが好きで、ずっと読みたいなと思っていだけれど、読んでしまったら本当の酒飲みになってしまうのではないかと躊躇していた一冊。作者はグラフィックデザイナーから居酒屋好きが高じて居酒屋評論家になってしまったというのだが、お酒や食べ物を描写する言葉の美しさと語彙の豊さにびっくり。この本では古く地元の文化そのものとなっているような大衆居酒屋を推しているのだが、そういう店にひとりで入って当たり障りのない会話を楽しめるようになって初めて一人前の男だとのこと。いいおやじになれるよう精進したい。女ですけどねー。2017/01/30
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