日本の特別地域<br> 日本の特別地域 特別編集66 これでいいのか 佐賀県

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日本の特別地域
日本の特別地域 特別編集66 これでいいのか 佐賀県

  • 著者名:鈴木士郎【編】/佐藤圭亮【編】
  • 価格 ¥838(本体¥762)
  • マイクロマガジン社(2015/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784896374971

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内容説明

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地域のイメージというものがある。どこどこは都会だとか、どこどこは歴史があるだとか、そういうものだ。佐賀県は、このイメージが著しく悪い。いや、「悪い」というよりも、「イメージすら希薄」な土地だ。九州の「首都」というべき福岡、維新の英雄を輩出した「隼人の国」鹿児島、出島とハイカラな長崎など、九州の各県はそれぞれが強烈なイメージを持っているのに対し、佐賀県はそうしたものがない、もしくは意識されていない。かなり好意的な表現を使っても「地味」なのである。
かといって、佐賀県に売りがないわけではない。吉野ヶ里に代表されるように、古くから文明が栄え、明治維新に際しては、中心的な役割を果たした「薩長土肥」の一角だ。こうやってみると、「なんで佐賀はこんなに地味なのか意味がわからない」と思ってしまう。
本書は、この謎を解き明かす一冊だ。佐賀県はどうして「地味な田舎」なのだろうか。なぜ福岡が九州随一の都市なのに、隣接する佐賀県はその恩恵を受けていないのか。我々は、様々な角度から佐賀県を分析し、佐賀県の「隠された実力」と「何が問題なのか」を探った。そして見えてきた、本当の佐賀県とはいかなるものだったのかを探求していく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akihiro Nishio

14
九州行きの新幹線の中で読了。佐賀平野を背景に農民気質の佐賀市、港町でもと商業都市の唐津、陶磁器の伊万里と有田、温泉地の武雄と嬉野、有明海沿岸の町、そして圧倒的にイケてる鳥栖という勢力図を理解した。また、本巻は歴史に関する記述も多く、佐賀鍋島藩のはなしをはじめ興味深く読めた。佐賀は見どころないどころか、有りまくりですね!2016/12/03

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