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内容説明
立浪和義、片岡篤史、野村・橋本・岩崎の投の3本柱……。1987年、甲子園を春夏連覇したPL学園は「史上最強」と称されていた。チームの正捕手を務めた伊藤敬司もまた、中心メンバーとして歓喜の輪の中にいた。しかしいま、伊藤は難病ALSとの戦いを強いられている。過ぎ去りし青春と友情の日々、彼を励まし続ける仲間たちの物語
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にし
41
縁あってこの本が手元にあります。華やかな野球人生と対照的に患われた難病や介護の事が赤裸々に綴られてます。特に奥様の章は読んでいて在宅で24時間介護をするという事の現実を突き付けられた様な気がしました。この本を買うことが支援になれば幸いです。2015/07/16
金吾
22
思っていた話とはことなりましたが、色々と考えらさせられました。自分ももっと真摯に生きなければと思いました。2023/04/11
さとむ
17
ALSほど残酷な病はないだろうと思ったことがある。そして、本書を読んで「理不尽」という言葉が何度もよぎった。遺伝性ではない、原因不明な病。治療法もない。甲子園での優勝という栄光と、病の進行を受け入れざるをえない現実とのギャップはあまりにも大きく、著者本人や家族・友人の心境を想像すると胸が苦しくなる。読了後、ブログをチェックしてみたけど、かなり病状は重そうだ。回復を祈るばかり。 2015/08/01
ドリル
10
★★★2023/03/02
ライアン
10
87年PL学園春夏連覇のときの捕手、伊藤敬司さんが難病ALSと闘っている姿を綴ったもの。PL時代の話は少しでほとんどがALSの話。ある日急に病魔が襲い、いつ亡くなってもおかしくない病状や介護における国の制度の問題、奥さんと娘さんとの関係、野球を通して築いてきた仲間たちの友情などなど。病気が治るとまだ信じている娘の健気な姿が心打たれる。いろいろと考えさせられる一冊。1日でも長く生き抜いて欲しい2015/08/14