幻冬舎文庫<br> コントロールゲーム 金融部の推理稟議書

個数:1
紙書籍版価格
¥594
  • 電子書籍
  • Reader

幻冬舎文庫
コントロールゲーム 金融部の推理稟議書

  • 著者名:郷里悟【著】
  • 価格 ¥564(本体¥513)
  • 幻冬舎(2015/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344423404

ファイル: /

内容説明

日本中から集めた天才奇才を次世代の人材に育成する幕乃宮学園で、マインドコントロールによる集団自殺事件が発生。学園の融資元である帝都銀行から派遣された陣条和久は、成績トップの冷徹な女子高生と共に、事件を調べ始める。警察や諜報員の罠を避けながら、犯人との頭脳戦を繰り広げる二人が暴いたのは、人を破綻に導く脅威の計画だった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

30
日本中から天才奇才を集めた幕乃宮学園で集団自殺事件が発生し、天才女子高生・後輩さんと銀行から潜入派遣されている陣条が事件解決に挑む物語。陣条と後輩さんのやりとりなどキャラ小説としてのポテンシャルは感じたんですが、天才科学者やCIAなど諸要素がてんこ盛りだったり、ミステリかと思ったらバトル要素が多めだったり、雑多な諸要素を強引に解決しようとした結果、肝心のこの作品で何を書きたかったのか、テーマがぼんやりとしてしまった印象ですね。取捨選択とかメリハリを意識すれば大分変わりそうな気もするので、次に期待ですかね。2015/06/15

ソラ

13
タイトルから想像したのと違ったなあ。まあそこは勝手な思い込みだとしても、何でもアリなとこがちょっとなあ。色んな要素を入れすぎた結果、中途半端になってしまった感が拭えない。2015/05/30

サキイカスルメ

10
少しだけあったバカップル感を全面に出してくれてたら、悶えられたのに!(どんな文句だ)日本中から天才を集め育成する幕乃宮学園に、銀行から潜入派遣されている和久と、成績トップの天才女子高生後輩さんのお話。殺人事件と思ったら、バトルものでしたね。天才的な才能を肉弾戦の方に発揮してしまっていたような。犯人がわかりやすかったから、あまり推理の必要はなかったんですよね。登場人物は好きですね。好きな子に振り回される大人っていいですよね。嫉妬する後輩さんは可愛い。神田川寧々含め過去についての続きが欲しいです。2015/05/18

teorai(ショウ)

8
中の下。話が突飛だけど、もしかしたらと考えると楽しい作品。ただ消化不良が否めない。キャラをもっと掘り下げてから登場してもいいかと。個人的な希望ですがキーキャラと思われる寧々さんを大切に、丁寧に扱って欲しかったな。2015/05/31

なぎ

7
天才同士の頭脳戦を想像していただけに少し期待外れ な印象が否めない。警察やらCIAやらに追いかけられていたせいか肉弾戦の割合が高い気が。αはともかくπはどうしょうもない奴。 主人公の陣条は冴えない奴と見せかけて元・xyzだったり、神田川と交流があったりと結構チート。29歳なのに17歳として視察を兼ねてもう一度高校生してるのもすごい。神田川とは親密そうだったけど、本当に顧客と営業という関係だけだったのかな?最後のxyzとの でこちゅーのやり取りは可愛かったです。でも続きがでても個人的にはこれだけでいいかな。2015/05/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9725295
  • ご注意事項