角川文庫<br> 砂の殺意

個数:1
紙書籍版価格
¥555
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
砂の殺意

  • 著者名:夏樹静子【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2015/05発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/27)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041445020

ファイル: /

内容説明

五歳になる一人息子が、遊びに出かけたまま戻ってこない。子供を捜しにいった母親は、心あたりの工事現場で、心臓が止まりそうなショックを覚えた。ダンプカーから落とされた土砂で生き埋めにされ、死んでいた! 過失致死か? それでは一体誰が……。母親の執念の捜査がはじまる。息子を喪くした母親の怒りと憎悪が胸の中で激しく燃えたぎった。だが、その憎悪の果てに彼女を待ちうけていたものは……。平凡な日常生活のなかで誰もが遭遇しうる事件をテーマとし、女性心理を見事に描いた傑作短編集。表題作ほか七篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨーコ・オクダ

24
短編8本収録。どれも尻切れトンボ感はなく、少ないページ数の中で結構深いドラマが展開されていて、さすが夏樹センセ!カバーに載っているあらすじに「平凡な日常生活の中で誰もが遭遇しうる事件をテーマとし…」てあるとおり、中流家庭の奥さんがメインで登場する作品多し。トラブルに遭遇した時の、それぞれの女性の心理が興味深い。うちのお気に入りは「だから殺した」これは主婦ではなく、若い婦警が主人公。とある事件の関係者となった彼氏のためにこっそり私的捜査をした結果、自身に突きつけられた事実とは…!?ピュアな彼女を応援したい。2021/09/08

ねずみひろし

0
短編ですが、難しい内容でした。2013/07/01

じゅり

0
誰もがふと抱いてしまうような悪意や、ついてしまいそうな嘘が鏤められた短編集は面白かったけれど、どうしても短編は物足りなさが残るので☆3つ半。2011/05/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/394770
  • ご注意事項

最近チェックした商品